社内運動会で盛り上がる面白い種目25選!準備や会場選びのポイントも

社内運動会で盛り上がる面白い種目25選!準備や会場選びのポイントも

「社員の一体感を高め、マンネリも打破できる面白い(ユニークな)社内運動会を開催したい」と考えている担当者の方も多いでしょう。しかし、いざ計画するとなると「どんな種目なら盛り上がるのか」「準備は何から手をつければいいのか」と悩むことも少なくありません。

本記事では、社内運動会で盛り上がる面白い種目25選を厳選してご紹介します。さらに、企画から準備までの具体的な手順もわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

面白い競技は、ただ目新しいだけでなく、運動会の効果を高める重要な仕掛けです。理由のひとつは、運動が得意な人やそうでない人も全員が主役になれる点にあります。体力だけでなく運やアイデアも試されるため、「見ているだけ」の参加者がいなくなり、誰もがチームに貢献できます

また、上司や同僚の意外な一面が笑いと親近感を生み、部署や役職を越えた交流を促します。さらに、この非日常的な体験は共通の思い出として残り、「昨日の〇〇、面白かった」という会話が翌日以降の社内で生まれるきっかけになります。それにより、イベントの効果を一過性で終わらせず、企業の一体感を長く育むことが可能です。

社内運動会の面白い種目アイデア25選

ここからは、厳選した「盛り上がる面白い種目」を3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

見ている側も楽しめる種目8選

参加している人だけでなく、応援している側も思わず笑ってしまう、見た目にインパクトのある競技を集めました。

バブルボール相撲

バブルボール相撲​

同時参加人数~20人
競技時間20分

バブルボール相撲は、巨大なビニール製のバブルボールを装着して相撲をとる競技です。

【ルール】

  • 各チームから代表者が1名ずつ出場し、バブルボールを装着する。
  • 土俵に見立てたフィールド内で、合図と共にぶつかり合う。
  • 相手をフィールドの外に弾き出したプレイヤーの勝利です。

トーナメント形式や、最後まで残った人の勝ちとするバトルロイヤル形式にすると、さらに盛り上がります。バブルボールが衝撃を吸収するため、ぶつかっても痛くありません。

ティラノサウルスレース

ティラノサウルスレース

同時参加人数30人〜
競技時間5分程度

ティラノサウルスレースは、ティラノサウルスのエア着ぐるみを着て徒競走を行う競技です。

【ルール】

  • 参加者はティラノサウルスの着ぐるみを着用する。
  • スタートの合図で、決められた距離をゴールまで走る。
  • 一番早くゴールした人の勝利となる。

何頭ものティラノサウルスが短い手と大きな体で必死に走る光景は、会場を爆笑の渦に巻き込みます。勝敗よりもその場の一体感や面白さを楽しむことができ、写真や動画映えも抜群で、SNSでの発信にもおすすめです。

ケツ圧競走

ケツ圧競走

同時参加人数~20人(リレー形式)
競技時間1分程度

ケツ圧競走は、膨らませた風船を椅子の上に置き、お尻の圧力で割る速さを競う競技です。

【ルール】

  • 参加者は風船を持ってスタートラインで待機する。
  • 合図と共に、風船を膨らませ、椅子の上に置いて座って割る。
  • リレー形式で行い、チーム全員が割り終えるまでのタイムを競う。

風船が「パン!」と割れる音や、参加者が風船を膨らませる姿、参加者の反応に、会場全体が盛り上がります。普段見られない上司や同僚の必死な姿が見られるかもしれません。

風船割競走

風船割競走

同時参加人数~160人(ペア)
競技時間1分程度

風船割競走は、二人一組のペアでお腹で挟んで風船を割る競技です。

【ルール】

  • 二人一組のペアを作る。
  • スタートの合図で、1人が風船を膨らませ、もう一人はペアの元まで走る。
  • ペアで協力して風船をお腹で挟み、割る。
  • 最初に風船を破り終わったペアが勝利となる。

ペアで息を合わせてお腹で挟まなければ、なかなか風船は割れません。自然と交流が活性化し、ペアやチームの絆が深まります。

デカパン競争

デカパン競争

同時参加人数~48人(ペア・リレー形式)
競技時間1分程度

デカパン競争は、二人一組で巨大なパンツ(デカパン)を履いて走る競技です。

【ルール】

  • 二人一組で、それぞれ片足ずつデカパンに入る。
  • スタートの合図で、息を合わせてコースを走る。
  • ゴールしたら、次のペアにデカパンを渡す。
  • 一番早くアンカーがゴールしたチームの勝利となる。

二人の呼吸を合わせないとなかなか前に進めず、ぎこちなく走る姿が笑いを誘います。ペアで自然と生まれる掛け声によって、ペアやチームの一体感を高めます。

宅配便リレー

宅配便リレー

同時参加人数~20人(リレー形式)
競技時間1分程度

宅配便リレーは、段ボールをバトン代わりにし、どんどん積み重ねていくリレーです。

【ルール】

  • 第一走者は段ボールを一つ持ってスタートする。
  • 走り終わったら、自分の段ボールを次の走者が持つ段ボールの上に重ねる。
  • 次の走者は、重ねられた段ボールをすべて持って走る。
  • アンカーがすべての段ボールを落とさずにゴールしたチームの勝利となる

後半の走者になるほど段ボールを積む数が増え、不安定になり難易度が高くなります。落とさないように慎重に運ぶ姿に、応援側も手に汗を握るでしょう。

ボールがいっぱい

ボールがいっぱい

同時参加人数~48人
競技時間1分程度

ボールがいっぱいは、くじで引いた数のボールを一人で抱えてゴールまで運ぶ徒競走です。

【ルール】

  • 走者はスタート後、まずくじを引く。
  • くじに書かれた数だけボールを拾い、すべて抱えてゴールを目指す。
  • 途中でボールを落としたら、その場で拾ってから再スタートする。
  • 最初にゴールした人の勝利となる。

足の速さだけではなく、くじ運も試されます。たくさんのボールを必死に抱えて走る姿が面白い競技です。

座り徒競走

座り徒競走

同時参加人数8人〜
競技時間1分程度

座り徒競走は、椅子に座った状態で、足だけで床に広げられた細長い布を手繰り寄せる競技です。

【ルール】

  • 参加者は椅子に座って待機する。
  • スタートの合図で、足元にある布を、手を使わずに足だけで手繰り寄せる。
  • 絡まった場合には、足で直さなければならない。
  • 一番早くすべて手繰り寄せ終わった人の勝利となる。

走る必要がないため、運動が苦手な人や体力に自信がない人でも勝利するチャンスがあります。必死に足を動かす姿に、応援も大いに盛り上がるでしょう。

運動が得意でない人も楽しめる種目8選

ここでは、運動神経や体力は関係のない、知識や運、ひらめきで誰もが主役になれる競技を集めました。

マルバツクイズ

マルバツクイズ

同時参加人数20〜200人
競技時間5分程度

マルバツクイズは、クイズに○か×で回答し、最後の1人を目指す競技です。

【ルール】

  • 参加者は○エリアと×エリアに分かれたフィールドの中央に集まる。
  • 問題が出されたら、自分が正解だと思うエリアへ移動する。
  • 不正解者はアウトとなり、最後まで残った一人が優勝となる。

○と×のエリアへ移動するだけで、運動能力は一切関係ありません。「自社の設立年は?」「〇〇部長の出身地は?」など、自社にまつわるお題をクイズにすると、社員は楽しみながら自社への理解を深められるでしょう。

空き缶積み

空き缶積み

同時参加人数2~20人
競技時間3分程度

空き缶積みは、制限時間内に空き缶をどれだけ高く積み上げられるかを競う競技です。

【ルール】

  • スタートの合図で、用意された空き缶を積み上げていく。
  • 途中で崩れたら、そこからやり直す。
  • 制限時間終了時に、一番高く空き缶を積み上げた人の勝利となる。

必要なのは運動能力や体力ではなく、繊細な指先の感覚と高い集中力です。息をのむような緊張感の中、タワーが崩れた時の反応もまた一興です。

椅子取りゲーム

同時参加人数2~20人
競技時間3分程度

空き缶積みは、制限時間内に空き缶をどれだけ高く積み上げられるかを競う競技です。

【ルール】

  • スタートの合図で、用意された空き缶を積み上げていく。
  • 途中で崩れたら、そこからやり直す。
  • 制限時間終了時に、一番高く空き缶を積み上げた人の勝利となる。

必要なのは運動能力や体力ではなく、繊細な指先の感覚と高い集中力です。息をのむような緊張感の中、タワーが崩れた時の反応もまた一興です。

椅子取りゲーム

椅子取りゲーム

同時参加人数40~320人
競技時間3分程度

椅子取りゲームは、音楽に合わせて椅子の周りをまわり、限られた椅子を奪い合う定番ゲームです。

【ルール】

  • 参加人数より少ない数の椅子を円形に並べる。
  • 音楽が流れている間は椅子の周りを歩き、音楽が止まったら素早く椅子に座る。
  • 椅子に座れなかった人はアウトとなり、最後の1人になるまで繰り返す。

緊張しながら椅子の周りを歩く姿や、音楽が止まる瞬間の駆け引き、椅子を奪い合う真剣な表情に、応援側も釘付けになるでしょう。

大玉送り

大玉送り

同時参加人数40人以上
競技時間3分程度

大玉送りは、頭上で巨大な大玉を送っていく、チーム全員で力をあわせる競技です。

【ルール】

  • チームで一列に並ぶ。
  • スタートの合図で、スタート地点の人が大玉を持ち上げて、頭の上を通して大玉を送る。
  • 先にゴール地点まで送り終えたチームの勝利となる。

参加者全員が競技に参加でき、自然と「がんばれ!」などの声が飛び交う点が魅力です。運動が苦手な人も参加できるため、チームの一体感を高めるのに最適な競技といえます。

攻守交替綱引き

攻守交替綱引き

同時参加人数16~60人
競技時間3分程度

攻守交替綱引きは、攻撃側と防御側に分かれて行う特殊な綱引きです。

【ルール】

  • 防御側は地面に座り、攻撃側は立った状態で綱を持つ。
  • 制限時間内、攻撃側は綱を自陣に引き込もうとし、防御側はひたすら耐える。
  • 時間が来たら攻守を交替する。
  • 何セットか行い、勝利数の多いチームが勝利となる。

体力の配分や防御の体勢など、攻守の戦略が勝敗を左右します。力に自信がない人でも防御側で活躍できるため、誰でも楽しむことが可能です。

ぐるぐるバット競走

ぐるぐるバット競走

同時参加人数8~48人
競技時間1分程度

ぐるぐるバット競走は、バットを額に当ててぐるぐる回った後に走る、おなじみの競技です。

【ルール】

  • 指定された場所で、バットに額を付けて決められた回数だけ回る。
  • 回転後、ゴールに向かって走る。
  • 最初にゴールした人が勝利となる。

目が回ってまっすぐ走れないランナーの姿に、会場は笑いに包まれるでしょう。通常の徒競走とは異なり、足が遅い人でも十分に勝つチャンスがあるのが魅力です。

借り物競争

借り物競争

同時参加人数8~48人
競技時間1分程度

借り物競争は、カードに書かれたお題の「モノ」を会場内から探して借りてくる競技です。

【ルール】

  • スタート後、指定された場所まで走ってカードを引く。
  • カードに書かれたモノ(例:メガネ・白いハンカチ)を会場にいる人から借りる。
  • 借りたモノを持ってゴールする。

「〇〇部長のネクタイ」など、単純には手に入れられない面白いお題を用意することで、参加者が必死に探す過程も見ていて楽しめます。

借り人競争

借り人競争

同時参加人数

8人~(リレー形式)

競技時間1分程度

借り人競争は、カードに書かれたお題に合う「人」を探して、一緒にゴールを目指す競技です。

【ルール】

  • スタート後、カードの入った箱がある場所まで走る。
  • 箱からカードを引き、カードに書かれたお題(例:「今日が誕生日の人」)に合う人を探す。
  • お題に合う人を連れてゴールする。

「○○部の人」といったお題を設定することで、部署を越えた交流が生まれるきっかけになります。お題は何なのか、誰が連れてこられるか、見ている側もワクワクするでしょう。

チームワーク強化を期待できる種目9選

こでは、個人の力だけでは勝てない、チームでの協力が不可欠な競技をご紹介します。

チャンバラ合戦

チャンバラ合戦

同時参加人数30人以上
競技時間10分程度

チャンバラ合戦は、スポンジ製の刀で相手の腕についたボール(命)を討ち落とす、合戦型アクティビティです。

【ルール】

  • 2チーム以上に分かれ、全員が刀とボールを装着する。
  • 作戦タイム「軍議」で作戦を立てた後、試合を開始する。
  • 相手チームのボールを刀で討ち落とす。ボールを落とした人はアウトとなる。
  • 最終的に生き残った人数が多いチームや、敵の大将を討ち取ったチームの勝利となる。

単なる力比べではなく、チームで作戦を立てて実行する過程が、チームの関係構築に直結します。全員が童心に返って夢中に刀を振ること、間違いありません。

ビッグハンド

ビッグハンド

同時参加人数8~48人
競技時間1分程度

ビッグハンドは、巨大な手の形をした棒を2本使い、ボールを挟んで運ぶ競技です。

【ルール】

  • 2本のビッグハンドを持ってスタートラインで待機する。
  • スタート後、ビッグハンドでボールを挟み、落とさないようにコースを走る。
  • 途中でボールを落としたら、その場からやり直す。
  • 最初にゴールした人の勝利となる。

社員の結束力を高めたい場合には、1人1本ずつ棒を持ち、ペアで取り組むことがおすすめです。「せーの!」「ゆっくり!」といった掛け声が自然に飛び交います。

ひっくり返して二人三脚

ひっくり返して二人三脚

同時参加人数20〜160人
競技時間1分程度

ひっくり返して二人三脚は、二人三脚で走りながら、地面に散らばったカードを自チームの色にひっくり返していく陣取り合戦です。

【ルール】

  • フィールドには、両面に各チームの色が塗られたカードが散らばっている。
  • 二人三脚で走り、カードを自チームの色にひっくり返す。
  • 制限時間終了時に、自チームの色のカードが多かったチームの勝利となる。

走るスピードに加えて、ペアで効率よくカードをひっくり返す戦略性も勝敗を左右します。

四つ巴綱引き

四つ巴綱引き

同時参加人数32人以上
競技時間3分程度

四つ巴綱引きは、4チームが同時に4方向に分かれて綱を引き合う、戦略的な綱引きです。

【ルール】

  • 4方向に伸びている綱を、4チームがそれぞれの方向に引く。
  • 自陣まで、綱の中心を引き込んだチームの勝利となる。

他の3チームが引き合っている力を利用したり、あえて力を抜いて相手の体勢を崩したりと、高度な駆け引きが楽しめる競技です。引っ張る力や方向といった駆け引きが重要のため、仕事での交渉スキルの向上も期待できます。

ドッヂビー

ドッヂビー

同時参加人数20〜120人
競技時間5分程度

ドッヂビーは、当たっても痛くないウレタン素材のディスクを使った、ドッジボール形式の競技です。

【ルール】

  • 最低2チームに分かれる。
  • 相手チームが投げたディスクに触れた場合、キャッチできなければアウトとなる。
  • ディスクを当てて相手をアウトさせ、試合終了後に内野に多く残っていたチームの勝利となる。

使用するディスクは柔らかい素材でできており、ボールが苦手な人でも恐怖心なく参加できます。パスをつないだり、チームメンバーをかばったりと、自然と連携プレーが生まれるのが魅力です。

バブルサッカー

バブルサッカー

同時参加人数~20人
競技時間20分

バブルサッカーは、ビニール製のバブルボールを装着してサッカーを行う競技です。

【ルール】

  • バブルボールを装着した状態で、5対5などでサッカーの試合を行う。
  • 手は使えず、体当たりなどで相手を妨害しながらゴールを目指す。
  • 制限時間内に、より多く得点したチームの勝利となる

バブルボールによって思うように動けない中、仲間と協力しながらゴールを目指す過程がチームの一体感を高めます。ぶつかって転がるという非日常的な体験が、参加者の心の壁を取り払い、さらに見ている側も楽しめるでしょう。

しっぽ取り

しっぽ取り

同時参加人数20人~
競技時間5分程度

しっぽ取りは、しっぽに見立てたビニールテープをチーム対抗で奪い合う競技です。

【ルール】

  • 参加者全員が腰にしっぽ(ビニールテープ)をつける。
  • スタートの合図で、相手チームのしっぽを取りに行く。
  • 自分のしっぽを取られたらアウトとなり、競技エリアから出る、または指定の場所で待機する。
  • 制限時間内に、より多くのしっぽを集めたチームの勝利となる

個人で動くよりも、チームで協力して相手を追い詰めるなど、戦略的な動きが求められます。

協力リレー

協力リレー

同時参加人数30人〜(ペアでのリレー)
競技時間1分程度

協力リレーは、二人一組となり、2本のラケットを使って風船を挟んで運ぶリレーです。

【ルール】

  • 二人一組となり、ラケットを1本ずつ持つ。
  • ラケットで風船を挟み、落とさないようにコースを走る。
  • 次のペアに風船とラケットを渡す。
  • アンカーが最初にゴールしたチームの勝利となる。

自分の力加減と相手の力加減のバランスを図りながら、慎重に走ることが求められます。チームで風船をつないでゴールした瞬間には、大きな達成感を得られるでしょう。

大俵転がし

大俵転がし

同時参加人数8人~100人
競技時間3分程度

大俵転がしは、チームメンバー全員で巨大な俵を転がしてゴールする速さを競う競技です。

【ルール】

  • 大俵を用意する。
  • スタートの合図で、チームメンバー全員でゴールに向かって大俵を転がす。
  • 一番早くゴールしたチームの勝利となる。

どこに転がるかわからない大俵をまっすぐに進めるためには、押す方向やタイミングを考える必要があります。自分だけではなく、一緒に大俵を押しているメンバーのことも考えるため、協調性や思考力の向上が期待できます。

明日から動ける!面白い社内運動会を実現する準備

社内運動会で実施する種目が決まったら、次はいよいよ実現に向けた準備を始めます。ここからは、担当者がやるべきことを6つの段階に分け、わかりやすく解説します。

  1. 目的とコンセプトを固める
  2. 日程と会場を押さえる
  3. 会場や業者など外部手配を進める
  4. プログラムと競技ルールを練る
  5. 必要な備品と景品を用意する
  6. 当日の役割分担を行う

1.目的とコンセプトを固める

まずは「何のために運動会を開催するのか」という目的を明確にします。「部署間の交流を深めたい」「新入社員のモチベーションを高めたい」など、会社の課題と結びつけると、計画に深みが出るでしょう。次にその目的をどう表現するかを考え、コンセプト(テーマ)を設定します。例えば「全員がヒーローになる一日」のようなキャッチコピーでまとめると、イベント全体に統一感が生まれます。

2.日程と会場を押さえる

開催日を決める際は、繁忙期を避け、多くの社員が参加しやすい日時の複数候補を挙げましょう。会場は、参加人数と競技内容に加え、広さ、アクセス、トイレや更衣室などの設備、雨天時の対応までしっかり確認することが失敗しないコツです。

3.会場や業者など外部手配を進める

日程と会場が決まったら、すぐに予約を押さえます。人気の会場は早い時期から埋まってしまうため、できるだけ早く予約することがポイントです。また、お弁当や、運動会の計画・運営をイベント業者に任せたい場合は、この段階で相談・契約を進めるとスムーズです。

4.プログラムと競技ルールを練る

参加者を飽きさせないよう、プログラムの「緩急」を意識して競技の順番を検討しましょう。序盤はアイスブレイク、中盤はチーム対抗戦、終盤は全員参加のリレーで盛り上げるのがおすすめです。また、女性や役職者にはハンデを設けるなど、全員が楽しめる独自のルール作りも工夫しましょう。

5.必要な備品と景品を用意する

競技で使うグッズはもちろん、救急箱やメガホンといった運営備品まで、必要なものを洗い出して抜け漏れを防ぎましょう。また、参加者のモチベーションを高められるような景品選びも重要です。「高級家電」のような王道から、「社長とランチ券」のような面白いものまで、予算に合わせて用意しましょう。

6.当日の役割分担を行う

当日のスムーズな運営には、事前の段取りが欠かせません。受付、誘導、備品、救護、司会など、運営スタッフの役割を明確に決め、「誰が・何を・いつやるのか」をまとめた進行表を作成しておくと、当日に落ち着いて対応できます。

社内運動会の面白い種目に関するよくある質問

ここでは、社内運動会の計画を進めるにあたって、担当者の方が抱えやすい疑問にお答えします。

Q .運動が苦手な社員が多いのですが、盛り上がりますか?

A.問題ありません。運動能力だけでなく、運やチームワークが試される面白い種目を多く取り入れることで、運動が苦手な人でも楽しめます。「マルバツクイズ」や「借り人競争」など、全員が楽しめる競技を中心にプログラムを組むのがおすすめです。

Q .社内運動会を成功させる一番のポイントは何ですか?

A.最も重要なのは「目的を明確にすること」です。「部署間の交流を深めたい」「チームの一体感を高めたい」など、何のために開催するのかを最初に決めることで、種目やプログラムの方向性が定まります。

Q .計画から運営まで、すべて社内で行うべきでしょうか?

A.社内での手作り運動会も魅力的ですが、担当者の負担が大きくなるというデメリットもあります。「担当者の負担を減らしながら面白い運動会を開催したい」という場合には、IKUSAのようなイベント会社に相談するのも一つの有効な手段です。

まとめ

社内運動会は、単なるレクリエーションにとどまらず、企業に笑いや一体感をもたらす大切な機会です。普段の業務では生まれにくい交流や結束が、面白い競技を通じて自然に育まれ、会社にとって大きな財産となるでしょう。

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