社内運動会TIPS
社内イベントに適したスポーツは?ユニークな競技10選と開催のポイントを紹介

社員の慰労やコミュニケーションの向上に適しているのが社内イベントです。その中でも、スポーツは社員の健康の維持やストレスの解消といった効果が見込めるため、積極的に取り入れている会社も多いのです。
社内イベントとして実施するのにぴったりのスポーツですが、計画の際に行き詰まるポイントの一つが競技選びです。
- どのスポーツを採用したら良いのかわからない
- スポーツイベントを開催したいけれど良い案が浮かばない
- せっかくならユニークなスポーツを行いたい
こんな悩みを抱えているイベント担当者は意外と多いもの。
このような方に向けて、社内イベントにぴったりの一風変わったスポーツ10選と、社内イベントを開催する際に注意したいポイントを紹介します。
スポーツイベント開催のお助け情報が詰まっていますので、ぜひチェックしてください。
社内イベントにおすすめのユニークなスポーツ10選
「せっかくなら他にないユニークな企画にしたいけれど、自社に適した案が浮かばない」。こんな方は多いもの。
いきなり良い案を出そうとしても最初は難しいと思うので、ここで紹介する競技の例をチェックしてイメージを膨らませてみましょう。
この章では、社内イベントにぴったりのユニークなスポーツを10選紹介します。
- 本格的に体を動かせるもの
- ユーモラスで盛り上がれるもの
- 低予算で遊べるもの
など、状況に応じた様々な競技を厳選しました。一風変わっていますが、誰でも取り組めるスポーツばかりです。社内イベントの競技を選ぶ際、ぜひ参考にしてください。
ドッヂビー
ドッヂビーは、ウレタン製のフライングディスクを使ったドッヂボールです。普通のドッヂボールと比べて投げやすいため、男女差や体力差に関係なく盛り上がることができます。
柔らかいディスクを使うので、当たってもあまり痛くないのがポイント。万が一顔などに当たってしまっても怪我をするリスクが少ないため、攻撃側も思いっきり投げることができます。
ルール自体はドッヂボールとほぼ同じなので、馴染みやすく気軽に遊べるのも特徴の一つ。老若男女関係なく楽しむことができるため、社内イベントにはぴったりのスポーツです。
ドッヂビーの詳細は以下から確認できます。ぜひチェックしてください。
ドッヂビー
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アルティメット
アルティメットは、フライングディスクを使って行うラグビーのようなスポーツです。チーム内でディスクをパスしあい、ゴールエリアで味方がキャッチすることで得点となります。ちなみに、「ラグビーのような競技」と説明しましたが、身体的接触は禁止です。紳士的なプレーが求められるため、初心者ばかりで遊んでも怪我をしにくいのがおすすめできる点の一つです。
アルティメットの特徴は以下の2点です。
- ディスクで行うという特質上ロングパスが発生しやすい
- ダイビングキャッチや空中でのカットなど動きが大きい
ダイナミックなプレーが連発されるため、参加するのも観戦するのも楽しい競技です。また、コートとフライングディスクがあればどこでも遊べるため、低予算で企画できるのも嬉しいポイントです。
インディアカ
インディアカは、羽根のついたインディアカボールと呼ばれるボールをネット越しに手で打ち合う競技です。バドミントンのダブルスほどの広さのコートで、4体4もしくは5対5で行われることが多いです。
ボールについた羽根は、以下のような作用を持っています。
- ボールの滞在空時間を長引かせる
- ボールを狙った方向にまっすぐ飛ばす
このような作用のおかげで、思い通りの方向に、好きなスピードでボールを飛ばすことができます。また、道具を使わずに直接手でボールを打つので、コントロールもしやすいです。
運動が苦手な人でも簡単にプレーできるので、様々な年代が集まる社内イベントにおすすめです。
キンボール
キンボールは、大きな軽いアドバルーン状のボールを使って行う、バレーボールのような競技です。直径100cmを超えるボールをチーム対抗で打ち合い、得点を競います。
バレーボールと異なるのは、3チーム同時対抗で行うこと。相手に向かってアタック(競技では「ヒット」と呼びます)する際は、レシーブチームの色を宣言することと「オムニキン!」という掛け声が必要です。ヒットされたチームはボールをレシーブし、また他のチームを攻撃します。レシーブに失敗しボールを落としてしまうと、レシーブに失敗したチーム以外のチームに得点が入ります。この流れを制限時間内で繰り返し、最終的に得点の多いチームが勝利です。
場所とボールがあればプレーできるので、準備にあまり時間はかかりません。ボールは「日本キンボールスポーツ連盟」でレンタルが可能です。IKUSAでもアクティビティの一つとして取り扱っており、ボールや場所の手配、ルールの解説なども併せて承っています。
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三輪車ラグビー
三輪車ラグビーのルールは、通常のラグビーとほぼ同じです。ただし、参加者全員が子供用三輪車に乗ってプレーします。
ラグビーというと、選手同士がぶつかりあうハードなスポーツというイメージがあるかと思います。しかし三輪車ラグビーの場合、あまり速度が出ないため比較的怪我をしにくいのが特徴です。
特筆すべきはプレー中の光景のシュールさです。三輪車に乗り慣れていない大人が漕ぎながらプレーするため、観戦中は思わず吹き出してしまうかもしれません。
なお、使用する三輪車はレンタル用品として取り扱っている会社もあります。大人の使用が可能かどうか確認の上、利用してください。
ハイヒールラン
ハイヒールランは、ハイヒールを履いて行うリレー競技です。足元が不安定なヒールを履いた状態でリレーをおこない、チームの順位を競い合います。
男女混合で競走を行うと、男性の方が体力的に有利になることが多いです。しかし、ハイヒールランの場合、男性はハイヒールを履き慣れていないため女性側に利があります。男女差が出にくいことと、競技中の見た目のユーモラスさもあり社内イベントにはぴったりの競技です。
なお、普段ハイヒールを履き慣れていない場合、転倒して捻挫などの怪我をする可能性もあります。決して無理はしないようにしてください。
事故が心配であれば、早歩きで行う「ハイヒール競歩」や、モデル歩きで順位を競う「モデルウォーキング競歩」など、走らないようにアレンジもできます。
競技に使用するハイヒールは、踵の高いピンヒールは避けた方が無難です。ヒールの高さは5cm程度までに抑えると比較的足元が安定します。
バブルサッカー
バブルサッカーは、上半身を覆う大きなバブルボールを身につけ、ぶつかり合いながら行うサッカーです。通常のサッカーは、体の接触によって怪我をする可能性が高いですが、バブルサッカーの場合は上半身のバブルボールがクッションになっています。そのため、衝突による怪我のリスクが少なく、思いっきりプレーできるのが特徴です。
バブルサッカーにおいては、弾き飛ばすのはプレーの一環。相手にぶつかって邪魔をしたり、ゴール寸前で飛ばされて転がったりと、全身を使って楽しむことができます。転がりながら全力でプレーしていると、いつの間にか大人も童心に返ってしまうかもしれません。
バブルサッカーは、IKUSAの提供する「NEW運動会」で体験できるアクティビティの一つです。以下より詳細をチェックしてみてください。
企業運動会の新しいスタイル!NEW運動会の種目と開催メリットをご紹介します
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車椅子バスケットボール
車椅子バスケットボールは、障がい者スポーツとして知名度の高い競技です。しかし、実は健常者でもプレー可能なのはご存知でしょうか。
障がい者スポーツと聞くとつい重く考えがちですが、アレンジスポーツの一種として気軽に遊ぶこともできます。
車椅子バスケットボールは、それ自体がユニークなスポーツとして楽しめることに加え、普段意識しない障がい者の目線を体験する貴重な機会にもなります。障がい者と関わることのある業種であれば、研修として採用してみるのも良いかもしれません。
なお、上半身の力だけを使ってシュートするのはトレーニングと慣れが必要です。参加する人の多くは初心者だと思うので、ゴールの高さを通常より低くしておくのがおすすめです。
使用する競技用車椅子は、専門の業者や団体からレンタルすることができます。
ハンドソープボール
ハンドソープボールは、ハンドソープをたっぷりと塗った手でハンドボールを行うスポーツです。ルールは普通のハンドボールとほぼ同じなのですが、最大の特徴は何と言っても常にぬるぬるの両手。シュートもパスも、通常と同じようにやるとまず思うようにいきません。四苦八苦しながらのプレーは非常にシュールで、選手も観戦しているメンバーも楽しむことができます。
注意点としては、会場をレンタルする場合にあらかじめ問い合わせが必要な点です。競技の性質上、ハンドソープで会場を汚すことは避けられないので、トラブル回避のためにも事情を説明しておきましょう。また、競技当日は汚れても良い服装と水道が必須です。
アーチェリー
アーチェリーは、オリンピックの正式種目としても採用されている競技ですが、意外と経験したことのない人が多いです。経験の差が出ないことから、社内イベントの競技の一つとしてもおすすめできます。
アーチェリーのおすすめポイントの一つは、道具さえ用意すれば比較的気軽にトライできる点です。ルール自体も、的に矢を射るというシンプルなもののため理解しやすいでしょう。
アーチェリーをプレーする際は、危険を防ぐため侵入防止対策が必要になります。社内イベントとして行う場合は、道具と併せて専用の会場をレンタルしましょう。
社内イベントの目的は何か?
そもそも、社内イベントは何のために行うのでしょうか。この点を明らかにしておかなければ、せっかくのイベントを効果的に活用することはできません。
社内イベントを開催するうえでの目標として、代表的なものは以下の3つです。
- 社内コミュニケーションを活性化させる
- 仕事へのモチベーションを向上させる
- チームワークを強化する
それぞれ内容を詳しく見ていきましょう。
社内コミュニケーションを活性化させる
社内イベントの大きな目的の一つは、社内コミュニケーションを活性化させることです。同じ会社のメンバーと仕事以外の交流を持つことで、相互理解を深めることができます。
同じ会社の同僚や上司は、時には仕事の進め方を注意し合い、指導を受ける相手です。業務中はどうしても緊張してしまい、うまく話せないこともあるでしょう。
スポーツを始めとする社内イベントは、社員同士が肩の力を抜いてコミュニケーションをとることができるため、業務でのコミュニケーション活性化に適した手段です。
仕事へのモチベーションを向上させる
社内イベントは、仕事へのモチベーションを高めるのに適しています。というのも、コミュニケーションが活性化することにより、会社や同僚に対する関心を高めることができるからです。その結果、自分の仕事を同僚の業務や会社の経営と関連づけ、俯瞰して見ることができるようになります。
組織での自分の役割を正しく理解することで、「誰のための」「どんな意味のある」仕事なのかが分かるようになり、仕事のモチベーションを向上させることに繋がります。
チームワークを強化する
社内のチームワークを強化するためにも、社内イベントは有効な方法です。イベントにチーム戦のスポーツを採用することで、業務にも応用できるチームワークが構築されます。定期的に行うことでさらに連携を取りやすくなるため、「社内のチームワークがいまひとつ」という場合にはおすすめの手段です。
社内イベントの開催で期待できる効果
社内イベントの開催によって、業務においてどのような効果が期待できるのでしょうか。
社内イベントは業務に対して様々な効果を発揮します。その中でも、以下の2点の効果が大きいでしょう。
- 社員同士の心理的距離が近くなる
- 社内の結束力が強くなる
一つずつ詳細を解説していきます。
社員同士の心理的距離が近くなる
社内イベントの効果の一つが、社員同士の心理的距離が近くなることです。日常業務から離れてイベントの場で交流することで、同僚や部下の普段とは違った一面を見ることができます。
「思ったより話しかけやすいな」「意外とユーモラスな面があるな」こんな風に相互理解を深めることで、業務においてもコミュニケーションのハードルを下げることが可能です。
話しかけやすい相手だとわかれば、業務での相談や連絡も円滑になります。それにより、業務を進めるうえでの課題や問題の早期発見・解決に役立つことが期待できます。
社内の結束力が強くなる
チームスポーツを使った社内イベントでは、チームで一つの課題をクリアする過程を体験できます。その結果、社内の結束力が強くなる効果があります。
「どのように動けばチームが効率的に機能するのか」「目標を達成するためにどう助け合えば良いか」このような点をイベントを通して学ぶことができるため、その経験を業務にも活かすことができます。
メンバー同士の助け合いが強化されるため、社員一丸となって業務に取り組めるようになります。
社内イベントの参加率を向上させる方法
社内イベントを企画する際、「イベント参加率の低さ」に頭を悩ませる担当者の方は多いのではないでしょうか。せっかくイベントを企画するのですから、なるべく多くの社員に参加して欲しいですよね。
実は、社内イベントの参加率が低いのには明確な理由があります。この章では、参加率が低い理由に応じて3つの対策を紹介します。
- イベントの内容をユニークなものにする
- 休日を圧迫しないように調整する
- 参加を強制しない
一体どういうことなのか、各項目を詳しく確認してみましょう。
イベントの内容をユニークなものにする
社内イベントの参加率が低い原因の一つには「内容がつまらないため興味が湧かない」という問題が挙げられます。普通の運動会や球技大会などでよく見るありきたりな種目に、社員が飽きてしまっているケースです。「内容の分かりきった社内イベントに参加するくらいなら、通常業務やプライベートを優先したい」と考える社員は意外と多いものです。
この問題の対策としては、社内イベントの内容を一風変わったユニークなものにするのがおすすめです。「えっ?何それ?」と思わず興味をそそられる内容にすれば、「社内イベント=つまらない」という印象を覆すことができます。
休日を圧迫しないように調整する
社内イベントの開催においては、社員の休日を奪ってしまわないよう配慮し、調整を行う必要があります。
「せっかくの貴重な休日を会社のイベントに割きたくない」「子供がいるので休日に一日出ることはできない」という声が多いのが現実です。
スポーツ大会を社内イベントとして行うのであれば、できる限り休日は避けて開催した方が良いでしょう。
- イベントは平日の業務時間を利用して開催する
- 終業後に短い時間でミニスポーツ大会を行う
といった工夫が必要になります。
参加を強制しない
休日の社内イベントへの参加を強制してしまうと、社内から思わぬ反発が出るかもしれません。無理に参加させても、期待していた効果が出ない可能性もあります。楽しいイベントにするためにも、休日に開催する場合は参加を強制しないようにしましょう。
現代は家庭の事情も複雑化しており、社内イベントに参加したくてもできないメンバーは少なくありません。社内イベントは業務時間を利用して開催できるのが理想ですが、難しい場合は任意による参加とするのが無難です。
社内イベントの企画で行き詰まった時の対処法
社内イベントを企画する際は、社内の担当者が企画・運営するケースが多いと思います。しかし、社内の担当者はイベント企画の専門家ではないため、企画・運営に携わるうえでは行き詰まることも多いでしょう。
この章では、社内イベントを企画するうえで行き詰まった時の対処法を、課題別に3つ紹介していきます。
- 予算が足りない
- イベントの良いアイデアが出ない
- 業務が忙しく時間が足りない
それぞれの対処方法を確認していきましょう。
予算が足りない
社内イベントに使える予算が少ない場合、一部、あるいは全部を手作りで企画してみるのがおすすめです。そもそも、社内イベントは必ずしも多くの予算をかけて大規模に行わなければいけないものではありません。
- 会場の費用を節約するために自治体の体育館や社内の会議室を使う
- 道具は購入せずにレンタルする
- 設営だけ業者に任せて準備と当日の進行は社内でまかなう
など、イベントにかかる費用を節約できるポイントは案外多いものです。あまり費用をかけられないのであれば、まずは「何にいくらかかるのか」を明らかにし、支出の大きいポイントを節約できないか検討してみましょう。
イベントの良いアイデアが出ない
「せっかくイベントをやるのだからユニークで面白いものにしたい」。そう思ってはいても、企画のプロでない以上、良いアイデアはそう簡単には出ないものです。
比較的簡単にユニークな競技を思いつく方法として「よく知ったスポーツを変則ルールで行う」というものがあります。先ほど紹介した競技であれば、ハンドソープボールやハイヒールラン、三輪車ラグビーなどが該当します。既存の競技の道具やルールを変更することで、誰もが分かりやすく、かつユーモラスに楽しむことができる方法です。参考にしてみてください。
どんなスポーツを選べば良いかわからない場合、最初に紹介したスポーツ10選もチェックしてみてください。
株式会社IKUSAでは、多数のユニークな社内イベントを企画・運営しています。イベントのアイデアでお悩みのご担当者様は是非ご相談ください。
業務が忙しく時間が足りない
通常業務が多忙であれば、イベントの企画や運営に時間を割けないこともあるでしょう。こんなときはイベントの企画・運営を外部のイベント業者に外注するのも一つの方法です。社内イベントの外部委託には、以下のようなメリットがあります。
- 時間がないときもクオリティの高いイベントを開催できる
- 事前にどれくらいの費用がかかるかが分かる
- 企画が浮かばないときでも提案を受けることができる
外部の業者に委託する以上、ある程度の費用はかかります。しかし、イベントの準備は多少なりとも本来の業務を圧迫するものです。そのため、準備にかかる時間や人件費、ワークライフバランスへの影響を含めると、「イベント会社を利用した方が結果的に安くついた」というケースも少なくありません。
イベントの開催まで日がない場合や、準備の時間が取れない場合は検討してみてください。
おすすめの社内イベント外注業者は、以下の記事でご紹介しています。
社内イベントは外注がおすすめ 企画・運営会社を選ぶコツとおすすめ10社を紹介
株式会社IKUSAでも、社内イベントの企画・運営をワンストップでご提供可能です。詳しくは下記よりお問い合わせください。
まとめ
社内スポーツイベントの種目選びで最も重要なのは、自社にあった競技を選ぶことです。なるべく年代や男女の体力差が出にくく、全員が楽しめるものを選びましょう。
イベントの開催準備に時間を取れない場合や、他にないユニークなイベントにしたい場合は、スポーツイベントを得意とするイベント会社に外注するのもおすすめです。面倒な会場の手配や道具の調達などを任せられますし、会社によってはオリジナルの企画を提案してくれることもあります。
IKUSAでも、スポーツイベント向けのユニークなアクティビティを多数提供しております。運営に行き詰まった場合は選択肢の一つとしてご検討ください。
参考サイト: