社内運動会の目的とメリットを紹介!競技やパターンも解説
通常業務ではできない交流の機会となる社内運動会。社内運動会は、会社にとってさまざまなメリットがあります。
今回は、企業が社内運動会を実施する目的や、メリットなどを紹介します。終盤では社内運動会のパターンについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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社内運動会の目的
はじめに、社内運動会の目的について見ていきましょう。
社員のモチベーションが上がる
社内運動会で社員同士の交流が深まれば「このメンバーでもっと頑張りたい」、「来年の社内運動会まで、また1年仕事を頑張ろう」と、ポジティブな気持ちを持ってくれるかもしれません。
このようにモチベーションの高い社員が増えれば、仕事の質が上がり、会社の業績向上につながります。会社全体の業績が上がれば、新規事業へ投資する資金が生まれて、会社の事業拡大に役立つかもしれません。このように、社内運動会は会社に利益をもたらしてくれる可能性があるのです。
コミュニケーションを促進する
社内運動会には、コミュニケーションを促進する目的があります。仕事中では関わりがあまりなかったり、メールやチャットでのやり取りが主流でメンバー同士話す機会が少なかったりするケースもあります。
社内運動会では、競技や応援を通じて自然と社員同士のコミュニケーションが活性化します。通常業務では見れない同僚の一面に触れ、メンバー同士の距離感を縮めるきっかけになるでしょう。
企業のイメージアップ
企業のブランドイメージを高める狙いもあります。社内行事としての社内運動会を外部へ紹介することで、明るく風通しの良い社風が伝わり、採用によい影響をもたらせるでしょう。
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社内運動会のメリット
ここでは、社内運動会を開催するメリットを見てみましょう。
会社への愛着が深まる可能性がある
社内運動会で社員同士が交流でき、会社の雰囲気に溶け込むことで会社への愛着が生まれます。会社への愛着心は仕事のモチベーションアップにもつながり、会社と社員双方によい影響があるでしょう。
そのためには、より多くの社員が参加し楽しめるよう企画する必要があります。運動が苦手な方でも楽しめる種目を織り交ぜながら、幅広く交流できる時間にしましょう。
運動嫌いでも楽しめるような種目を以下の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
連帯感・団結力が出やすい
社内運動会は、基本的にはチーム対抗です。競技種目はメンバーで協力し合うものが多く、戦略を立てたり、協力し合ったりする場面が多ければ、社員の連帯感や団結力が生まれるでしょう。
団結力が生まれれば、チームの業務効率がアップし、会社の業績向上にもつながります。社内運動会で仕事中とは違う一面が見れて、相手との関係性をさらに深められるかもしれません。
社員同士が交流しやすい
普段関わりのない者同士でも、運動会の種目やチームへの応援をきっかけに交流がしやすくなります。広く社員同士が交流できれば、部署を超えた事業や意見交換が円滑に進めやすくなるでしょう。
チームを組む場合は部署をまたぐなど、社内で話したことがない人同士を交流させる仕組みを作るのも面白いでしょう。
社員のやる気を出しやすい
社内運動会は、仕事とは違う能力を出せる場でもあります。足の速さや力の強さなど、体を動かすことが好きな社員にとってはやる気が出るイベントでしょう。
ただし、社内運動会では多くの人同士が交流できるよう、運動嫌いな人も楽しめる工夫が欠かせません。種目への配慮のほか、凝った会場にしたり、景品を用意したりすると参加者のやる気を引き出しやすくなります。
健康につながる
社内運動会では体を動かすため、運動不足解消につながります。ストレスを抱えている人にとっては、気分転換の効果も期待できるでしょう。
また、社内運動会に参加したことがきっかけで、運動しようを生活に取り入れるきっかけになるかもしれません。健康に気を遣う人が増えれば、欠勤者の減少にも繋がり、企業活動においても恩恵にあずかれます。
社内運動会を開催する時のポイント
ここからは、社内運動会を開催する時のポイントを5つ紹介します。
予算
予算によって、社内運動会の内容は変わります。予算を決める時は、2つの項目を意識しましょう。
競技種目
障害物競争など、たくさんの備品が必要な種目だと、レンタル料がかかります。一方リレーなど、備品がほとんど必要ない競技は費用を抑えられます。種目を考える際は、自社の予算との兼ね合いも考慮しましょう。
会場
会場費用は、場所や曜日によって異なります。学校の運動場や市の体育館など、公共施設は安く借りられる場所が多いです。一方、規模の大きい体育館や有名アリーナなどは高額になりがちです。
以下の記事では、社内運動会におすすめの体育館をご紹介しているのでぜひ参考にしてください。
社内運動会におすすめの体育館30選!体育館で行うメリットも解説
企画のコンセプト
コンセプトが定まっていないと、ただ楽しむだけに終わってしまい、思ったような効果が得られないかもしれません。運動会終了後の成果を生み出すためにも、コンセプトを明確にすることは大事です。コンセプトを決める時は、以下のことを意識しましょう。
運動会のテーマは何か
運動会のテーマを決めましょう。テーマによって、盛り込むべき種目やプログラムが変わります。「会社を一つにする!」など、端的で分かりやすいテーマを設定できると良いでしょう。
運動会終了後、社員にどうなってほしいか
運動会が終わってから、社員にどうなってほしいかも考えておきましょう。
- 「社員同士が仕事でも協力し合う体制を作りたい」
- 「社内運動会の思い出を語り合いながら、職場での交流を楽しんでほしい」
- 「仕事に対する熱い想いを持ってほしい」
社員にどうなってほしいか決めることで、企画の方向性がはっきりします。
会社にどのようなメリットをもたらしたいか
会社にどのようなメリットをもたらしたいかを検討するうえでは、会社の課題を考えながら決めましょう。
- 「社員の潜在能力を見て、人事異動の参考にしたい」
- 「会社に愛着を持ってもらい、退職率を減らしたい」
- 「社員同士で交流をしてもらい、各部署の業務をスムーズに進めてほしい」
ただし会社の意向が前面に出てしまうと社員が楽しみにくくなってしまうため、企画作りの中心はあくまでも社員が楽しめることを考えましょう。
場所・日程
社内運動会の実施場所や日程も重要です。交通アクセスが悪い場所だと、車やタクシーに乗って会場まで向かわなければならなくなり、手間がかかってしまいます。そのため、実施場所は公共交通機関で行ける場所がベストです。
また、社内運動会の日程は平日をおすすめします。「休日は家族サービスに充てたい」と思っている人や、「せっかくの休日を会社の行事のために使いたくない」と思っている人は少なくないため、出勤日に社内運動会を開催するのが理想的です。
運動会を実施する時間
運動会に1日中参加するのは負担だと感じる人もいるかもしれません。たとえば、午前中だけのミニ運動会を実施するなど、社内の希望も考慮し柔軟に対応しましょう。社内運動会の時間を短くすれば、会場使用料を抑えることできます。
準備から開催までのスケジュール感
運動会の準備から開催までは、多くの準備が必要です。会場選びや備品の発注、スケジュールの設定や取引先への通知など、やるべきことは多岐にわたります。
準備を通常業務と並行して進めようとすると、担当者に大きな負担がかかる恐れがあります。しかし準備が不十分だと盛り上がりに欠ける運動会となり、せっかくの時間が有効に活用できないかもしれません。
そのような場合、運営を業者におまかせするのも一つの手です。株式会社IKUSAは、社内運動会のコンセプト立案から当日の運営までを徹底サポートいたします。社内運動会の運営についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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社内運動会を開催する時の注意点
社内運動会を実施するにあたって、いくつか注意点があります。
怪我をした時の対応
競技に参加していると、参加者が怪我をする可能性があります。怪我人が出た際の対応方法を確認しておくと、いざという時にスムーズに対応できます。とくに、下記の内容は確認しておきましょう。
会場近くの病院
会場近くにある病院を把握しておきましょう。休診日もチェックし、場合によっては診療時間外でも対応可能な救急病院の確認も必要です。
怪我人が出た時の応急処置
場合によっては、運営側で応急処置をしなくてはいけない場合もあります。そのため、いくつかの応急処置のパターンを覚えておくのも大事です。
また救急箱の場所は常に運営側で把握し、いざという時にすぐ使えるように用意しておきましょう。
屋外の時は熱中症に気をつける
屋外で運動会をする時は、熱中症に気をつけましょう。最近は、夏を過ぎても30度を超える日があり、熱中症になるリスクが高いため、熱中症対策を運営側で考えておくことが大事です。
- 「こまめに水分を摂取する時間をつくる」
- 「気温が高くならない時間帯に運動会をする」
- 「冷房が効いた体育館で実施する」
熱中症対策を怠ると、翌日以降の業務に支障が出る恐れがあります。それらを防ぐためにも、熱中症にならないための仕組みを作ることが大事です。
社内運動会は熱中症に注意!対策と注意点は
会場の使い方
ゴミの持ち帰りや喫煙マナー、土足での使用禁止など、会場によって伝えるべき内容は異なります。使い方があまりにもひどいと会場側からのクレームにつながり、会社の信頼を落としかねません。会場担当者からの注意点を聞いたうえで、事前にアナウンスする内容をまとめておきましょう。
種目選び
参加者全員が、運動が得意とは限りません。なかには、体を動かすのが苦手な人もいます。そんな人達も楽しめる運動会にするためには、勝敗が運動能力に左右されない種目を入れると良いでしょう。
たとえば、借り物競争は運の要素が強いため、運動能力はそれほど関係しません。その他にも、知能を活かした種目や、クイズを解きながらゴールを目指す競技も面白いかもしれません。
運動嫌いでも楽しめる!社内運動会を盛り上げる種目41選
終了後の片づけ
終了後の片づけを、どのような段取りで行うか決めておくのも大事です。多くの場合、会場の貸し出し時間の中には片づけまでの時間が含まれています。会場が広かったり片づけるものが多かったりすると、片づけに時間がかかるため、片づけ時の担当や流れを決めておきましょう。また、会場を借りる時は、運動会のプログラムの時間と片づけの時間を考慮してから、レンタルする時間を決めましょう。
社内運動会のパターン
社内運動会のなかにも、いくつかのパターンがあります。どのようなパターンがあるのか5つに分けて解説します。
定番型
学校で行われるような定番の運動会です。リレーや綱引きなど定番の種目を中心に実施します。定番で盛り上がる一方、運動神経が勝敗を左右する種目が多く、運動に苦手意識がある人は挑戦しにくいかもしれません。
また定番ゆえに、毎年行うと参加者がマンネリを感じる恐れもあります。
次世代型
チャンバラ合戦など、これまでにない新しい競技が楽しめる運動会です。定番種目と比べると、運動能力神経に関係なく、多くの方が一緒に楽しめます。新しい形の運動会を探しているという場合にも最適です。
ただし、ほとんど知られていないような新しい競技の場合、ルールを理解してもらうまでに時間がかかるかもしれません。
珍しい種目を取り入れた運動会がしたいなら、戦国をテーマにした新しい運動会、戦国運動会がおすすめです。
↓戦国運動会の開催事例はこちらからお読みいただけます。
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運動が苦手な人でも楽しめる
運動能力ではなく、運や頭の回転を活かせる種目を盛り込むパターンです。経験したことのない新鮮な種目を楽しめ、運動好きな人も苦手な人も分け隔てなく楽しめるでしょう。
みんなで楽しめる運動会をするなら、ニュースポーツを多く取り入れたNEW運動会がおすすめです。バブルサッカーやドッチビー、脱出ゲームなど、運動会のよさはそのままに、社員の心に残るような斬新な運動会が楽しめます。
↓NEW運動会の種目や特徴について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
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ファミリーで楽しめるパターン
社員の家族も交えて運動会を行う場合、子どもも大人も一緒に楽しめる運動会を開催したいところです。株式会社IKUSAが提供する「防災運動会」は、老若男女が楽しめる競技が豊富に揃っています。防災クイズラリーや防災障害物リレーなど、楽しみながら防災知識を学べる種目は、親子で参加しやすいのが大きな魅力。
また、家族でのリアル参加が難しい社員が多い場合、「おうち防災運動会」であればリモート環境で社内運動会を実施できます。「おうち探検!非常食探索トライアル」や「避難所ジェスチャーゲーム」など、おうちならではの種目を通じて、社員同士の交流を深められます。
家族ぐるみで盛り上がれる運動会を開催したい場合は、ぜひ一度IKUSAにご相談ください。
防災運動会の問い合わせをするおうち防災運動会の問い合わせをする同時開催パターン
球技大会のように、いろいろな競技が異なる場所で同時に開催する運動会です。複数の競技に参加してもらいたい時や、フェスティバルのような雰囲気を出したい時におすすめです。ただし、参加者がさまざまな場所に散らばって一体感が感じられにくい点や、会場費用が高くつく点などに留意する必要があります。
まとめ
社内運動会には、会社への愛着心を深めたり、コミュニケーションを活性化するメリットなどがあります。怪我への配慮や熱中症対策など、注意点を押さえつつ、社員全員が楽しめる社内運動会を企画しましょう。
社内運動会にはいろいろなパターンがあります。社員の数や特性によって、どんなパターンの運動会をした方が良いか検討してみてください。
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株式会社IKUSAのYouTubeチャンネルでは、大人がチームビルディングできる社内運動会の種目8選を紹介しています。こちらも是非参考にしてみてください。
どんな運動会を実施すべきか分からない時は、社内運動会を企画したり運営したりする業者に委託するのも一つの方法です。プロの力を活用すれば、今までとは違う社内運動会に仕上がるかもしれません。ぜひ、いろいろなものを活用しながら運動会を作り上げてみてください。