対抗リレー
- 同時参加人数~2名
- 競技時間1分程度
- 社内運動会
- ファミリーイベント
- 企業対抗戦
- 社内コミュニケーション
- チームビルディング
- 競争型イベント
- 働き方改革(場所・時間)
- アイスブレイク
- イベントプロモーション
推奨人数
8人~60人が推奨
リレーはバトン渡しがあるため、チームの数は4~6チーム前後と、あまり多くないほうがいいでしょう(ただし、チームワーク強化のため全員リレーを行う場合などはその限りではありません。その際は時間を十分に確保しましょう)。1人あたりの走る距離も合わせて考えることが重要です。
運動会のラストを飾るメイン競技のため、最低1チーム4人程度は必要でしょう。
基本ルール
第一走者はバトンを持ってスタート位置に1列に並び、スタートの合図とともに第二走者の位置に向かって走ります。第二走者は第一走者の速い順にトラックの内側から外側にかけて並び、第一走者が近くまできたら片手を後ろにのばしながら加速します。
テイク・オーバー・ゾーン内で第一走者から第二走者にバトンパスをおこない、第二走者はバトンをもらったら次の走者の位置に向かって走ります。同じように第三走者、第四走者と続き、最後の走者がゴールに到着した順に順位が決まります。
バトンを落とした場合、バトンを拾った一から再び走りだすことが可能です。
テイク・オーバー・ゾーンに入る前や、ゾーンを超えてバトンパスをおこなうのは禁止です。また、スタート時のフライング、線を越えてトラックの中にはみ出して走る、他の走者の邪魔をするなどの行為は反則です。相手を追い抜く際は外側から抜くのが原則です。
対抗リレーの歴史
対抗リレーは、古代ギリシャでたいまつをバトンにおこなわれていた部族対抗のリレー競争がルーツとされ、オリンピックの聖火リレーや陸上競技のリレーのもとになったとされています。
オリンピックで初めてリレーが行われたのは、1908年のイギリス・ロンドン大会から。この当時バトンは使われず、次の選手に手でタッチしていました。その後、1912年のスウェーデン・ストックホルム大会からバトンが使われるようになりました。
また、近年では日本チームの男子の成績がすばらしく、2016年のリオデジャネイロオリンピックではバトンパスの良さを活かして銀メダルをとることができました。
対抗リレーは運動会の最後を飾る目玉競技とされ、クラスやチームの中でも運動能力の高い人が出場する、注目度の高い競技とされています。
対抗リレーのアレンジ種目
選抜されたチームのメンバーが出場する対抗リレーには、アレンジ種目が非常に多くあります。たとえば走る距離がだんだん増えていく「スウェーデンリレー」は男女混合にしても面白く、中距離を走る人のペース配分や真剣勝負が見ものの競技です。
また、仮装してリレーをする「仮装リレー」では、チームや部署ごとにテーマを決めて走ると盛り上がります。
若手など体力に自信があるメンバーが多い場合は、水の入ったバケツをバトンにしてリレーする「バケツリレー」や「お姫様抱っこリレー」など、力の見せ所のある種目が楽しめます。一方チームの体力に年齢差などのバラつきがある場合は、風船を足で蹴りながらレースをおこなう「風船サッカーリレー」や達磨の被り物をしてレースをおこなう「達磨かぶりリレー」などの娯楽性の高い種目をとりいれるのもおすすめです。
そのほかの対抗リレーアレンジ競技は以下の通り!
対抗リレーで素敵な運動会を!
チームの勝敗を決める可能性が高く、運動会の最後を飾るメイン競技とも言える対抗リレー。出場する人はチームの期待を背負い、見ている同じチームのメンバーは全力で応援し、会場全体が一番盛り上がる運動会になくてはならない競技です。
ぜひ対抗リレーを実施して、運動会をより楽しいものにしてください!