社内運動会はしんどい?それとも有意義?より良い行事を作るために考えるべきこととは
近年、一度は下火になったと言われていた社内運動会ブームが再燃しつつあると言われています。その理由としては、社内のコミュニケーションの活性化、チームワークの強化などの効果が見込めるうえに、比較的低コストで実施することができることが挙げられます。実際に実施後に「普段喋らない人と打ち解けるきっかけになった」「チーム一丸となって優勝を目指すのは楽しかった」と好意的な意見が出てくることも多いようです。
一方で「面倒くさそう」「プライベートな時間を会社のために使いたくない」など社内運動会にネガティブなイメージをもっている人も決して少なくはありません。
今回は、社内運動会を成功させるために考えるべき行事の作り方に注目していきたいと思います。
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社内運動会をどう思う?好意的な意見と否定的な意見
社内運動会についての好意的な意見と否定的な意見を具体的に確認してみましょう。
好意的な意見
好意的な意見に共通しているのは、「普段は話しにくい上司を身近な存在として感じることが出来た」「テレワークを活用しているので会うことの少ない社員同士が交流できる機会になった」などに代表されるように、役職や働く環境を超えたふれ合いに充実感を得たというものです。
否定的な意見
一方、否定的な意見に多く見られるのが「プライベートな時間を会社のために使いたくない」「休日は他の用事を入れたい」「自由参加といいつつ参加しないと評価が下がる気がしてプレッシャーに感じる」など。多くの意見に参加することを負担に感じていることが伺えます。こうした参加へのストレスを強く感じているのは若手社員に多い傾向があるようです。
とくに独身の若手社員にとってはプライベートな時間を自分のために使いたいという意識は強いようです。また、年齢が高い社員にとっても社内運動会が楽しめるイベントではないけれど、会社の企画だから参加するという傾向もあるようです。
こうした社員の意識の違いからも、参加しない社員への風当たりが強くなったり、評価を下げる原因になったりしている可能性が否定できません。
好意的な意見も否定的な意見も同じ会社の社員が感じていることとして受け止め、イベントを開催するごとに貴重な情報として集めておく必要があります。とくに否定的な意見への対応を工夫することで、参加者を増やし、満足度を高めることができるので、十分に活用しましょう。
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社内運動会を成功させるために〜準備編〜:社内全体を巻き込もう
- 実行委員を立ち上げ若手社員に企画から参加してもらうようにしましょう。
参加に否定的な傾向にある若手社員自身が準備、運営に携わることで、企画意図や成功させたいという意識を高めることができます。また、PDCAサイクルを実践させる研修にすることもできます。
- ポイントは若手社員が中心となる実行委員会を立ちあげたうえで、実行委員に丸投げせず、先輩社員が協力できるような形で進めることです。
去年、実行委員会のメンバーとして企画に携わった先輩社員がアドバイザーとしてサポート体制を作っておくなども有効です。
- 実際の準備運営についても、各部署から委員を出してもらうようにしましょう。
こうすることで社内全体を巻き込む工夫になります。多くの社員が企画にかかわることで、当事者意識を持つきっかけになります。
- 注意点:強制参加か自由参加かの違いを認識しておく必要があります。
できるだけ多くの社員に参加をしてもらいたい。でも強制参加にすると業務時間で給料を支払うという状況であれば問題ないのですが、休日開催のイベントとなると、直接的、間接的を問わずに参加を強制すると違法になる可能性があります。こうした点にも配慮をして企画内容、開催日時を決定するようにしましょう。
こうした企画の経験は企画と結果を結びつけ想定しておくことや、事前のトラブルへの対応準備が必要であることを経験することにもなり、業務にも活かせるスキルが身に付く可能性もあります。ぜひ若手社員を実行委員会メンバーに起用し、会社への所属意識向上へもつなげてみましょう。
社内運動会を成功させるために〜内容編〜:参加者目線を忘れずに
社内運動会を成功させるためには、企画者の独りよがりになってしまわないことが大切です。参加者となる社員は年齢、性別、性格、生活スタイルなどがそれぞれに異なる人であるということを認識し、参加者の目線で楽しめる内容になるように種目やプログラムを選定する必要があります。たとえば運動が嫌いな人、身体的に制限がある人、年齢的な差が大きくて公平な競技が成立しにくい場合など、さまざまなケースを想定しておくことが大切です。
まとめ
社内運動会をはじめとするイベントを成功させるためには、まず社内の意識を知ることが大切です。好意的な意見と否定的な意見があるのは当たり前です。否定的な意見の背景には何が原因しているのかを把握することで、イベント成功は見えてきます。つまり否定的な意見を肯定的にするには何をどう工夫すれればよいのかを具体的に考えることがカギになるのです。
ただこうした企画は前述したように若手社員の研究の一環として企画運営を任せる体制を整えることも一つの方法なのですが、社内運動会などを企画する専門業者に任せる方法もあります。たとえば、専門業者に委託する場合でも、窓口を若手社員に対応させるとか、企画方法や内容の組立型をプロから学ぶチャンスとするのも良い方法だといえます。
まずは自社で社内運動会を企画するとしたらどういった方法があるのかを確認し、それに向けての企画づくりの体制を検討してみましょう。
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参考サイト:
「社内運動会」が再ブームの兆し?成功の秘訣は「参加者目線」|リクナビNEXTジャーナル