社内イベント実施のメリットはなに?期待できる効果と企画事例5選を紹介
「社内イベントの運営を任されたけれど、どんな企画にすればいいかわからない」。イベント運営を担当していると、こんな悩みのある方は少なくありません。一口にイベントと言ってもその種類は千差万別。どのような企画が良いのか分からないのは当然です。
この記事では、社内イベントの運営に悩む担当者の方向けに、社内イベントの事例を紹介します。
- 具体的な事例5選
- 社内イベントにはどのような効果があるのか
- 企画する際にどのような点に注意すればよいか
など、社内イベントを企画する上で役立つ情報が満載です。イベント運営の一助になる情報が詰まっていますので、ぜひ参考にしてください。
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画期的な社内イベントの事例5選
まず、実際に国内の企業で実施された社内イベントの事例を5つ見てみましょう。
- NTT西日本グループ「eスポーツ大会」
- アプライドグループ「登山研修」
- オリエンタルランド「カヌーレース」
- ヤフー「ファミリーデー」
- ぐるなび「ウォーキング・ミーティング」
それぞれどんなイベントなのか、詳しく紹介していきます。
NTT西日本グループ「eスポーツ大会」
NTT西日本グループは、eスポーツの大会を社内レクリエーションとして実施し、1,786人が参加しました。
NTT西日本グループは全国30府県に拠点があるため、全社員が一度に参加できるレクリエーションは難しい状況でした。そこでオンラインで参加できる「eスポーツ」が採用されたのです。
まずオンラインで予選を行い、決勝戦を公開で行いました。決勝戦当日は選手の家族や職場の仲間が駆けつけ、さながらスポーツの国際大会のように盛り上がったそうです。
距離という壁を越えて組織の活性化に成功した好例です。
株式会社IKUSAでは、AR技術を使った新しいスポーツ「HADO」やビデオゲーム、さらにはアナログゲームも楽しめる「e-sports運動会」の企画・運営を行っています。
「e-sportsを社内イベントに活用したいけどどうすれば良いのかわからない…」
という方はお気軽にご相談ください。
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アプライドグループ「登山研修」
アプライドグループでは、社内の中堅層のメンバーを選抜し、1泊2日の登山による研修を実施しています。参加者同士で助け合いながら心身を鍛え、目標を達成することを学ぶ研修です。
道中は決して楽ではありませんが、過酷な道のりに仲間と共に立ち向かうことで、困難を乗り越えることを学びます。
社員を鍛え、団結を学ぶのに効果的な研修イベントです。
オリエンタルランド「カヌーレース」
東京ディズニーランドで有名なオリエンタルランドでは、普段アトラクションに使用されている「アメリカ河」を利用して、キャスト限定のカヌーレースが行われています。これは、キャスト同士がチームを作って順位を競うもので、競技を通してチームワークを学ぶことが目的です。一体感を養い、連携して目標を達成することを主眼に置いたイベントです。
ヤフー「ファミリーデー」
通信事業大手のヤフーでは、家族や関係者を招いてオフィスでファミリーイベントを行っています。このイベントは家族だけでなく、「従業員の大切な人」であれば誰でも参加が可能です。会場となるオフィスには、職場見学や縁日コーナー、アプリの開発体験などのブースが用意されます。
ファミリーデーには、「職場を見てもらうことで家族の仕事に対する理解を得られる」という効果があります。また、家族を同僚に見てもらうことで、仕事以外の一面を知ってもらうことができます。同僚との新たなコミュニケーションの糸口となり、社内コミュニケーションの強化も期待できます。
ぐるなび「ウォーキング・ミーティング」
ウォーキング・ミーティングの発端は、会長の滝氏が習慣として週に1度から3度行っているウォーキングでした。その様子を見て社員が一緒にウォーキングをするようになり、社屋の近くにある皇居の周り7kmを一時間歩きながらミーティングを行う「ウォーキング・ミーティング」へと発展しました。
通常、ミーティングは会議室で行うことが多いと思います。歩きながらのミーティングは珍しいですが、実は頭が冴える効果があるのだとか。参加する社員もオフィス内よりものびのびとした姿を見せるそうです。
また、オフィス内の閉鎖空間では出てこないアイデアの創出にも効果的。ウォーキング・ミーティングは、運動不足を解消しつつ、効果的なアイデア出しを行うための良い例です。
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社内イベントの効果
社内イベントは、適切に実施すれば様々な効果が期待できます。代表的なものは以下の通りです。
- 従業員のモチベーションアップにつながる
- 社内コミュニケーションの活性化
- 経営層との意識の統一
- 社内の団結力の強化
一つずつ詳細を解説していきます。
従業員のモチベーションアップにつながる
社内イベントは、従業員の業務に対するモチベーションを向上させる効果があります。例えば、アクティビティや社内運動会を実施すれば、従業員一丸となって一つのことに取り組むことにより、会社や他のメンバーとの距離が縮まりますまた。社員旅行や立食パーティーにおいては、普段関わりのない社員との交流を行うことで、お互いを刺激し合うことができ、業務へのやる気もアップします。
会社に雇用されている立場だと「任された仕事をこなしていれば問題ない」と受け身になってしまうケースもあるでしょう。社内イベントを行うことで、より「自分事」として仕事に取り組むことが期待できます。
社内コミュニケーションの活性化
イベントにより社内コミュニケーションが活性化すると、従業員同士の横のつながりが強くなります。イベントを通して交流が生まれると、「報・連・相」がより円滑になることも多いです。社内イベントには、従業員同士の助け合いの強化や、現場の課題を把握しやすくなるといったメリットがあります。
経営層との意識の統一
経営層と現場の意識を統一できる点も、社内イベントの見逃せない効果の一つです。経営層が雲の上の存在だと、会社の経営課題を自分事として捉えるのは難しいです。
現場と経営層の意識統一に成功すれば、経営層は現場を意識できるようになり、現場は経営レベルの問題にも関心を持ちます。会社の全体像を捉えながら業務に従事できるようになるため、経営層と現場の連携がよりスムーズになるでしょう。
社内の団結力の強化
社内イベントには、社内の団結力を強化する効果もあります。目標や理念を組織全体で共有できる機会は普段の業務にはなかなかないので、イベントでそれらを共有し、一つのチームとしての認識を持つことは非常に重要です。団結力が強化されると、自然と従業員同士の助け合いも生まれます。スキルの提供や有益な情報の共有など、業務を遂行する場面でも様々な良い影響が発生します。
社内イベントを企画する際のポイント
やみくもに企画しても、良い社内イベントにはなりません。では、企画する際はどんな点に注意すればよいのでしょうか。
ここでは、社内イベントを企画する際の5つのポイントを紹介します。
- 社員は社内イベントに消極的な場合が多い
- 現場の意識を調査する
- 社員の負担にならない開催方法を考える
- 部下が上司に萎縮しないよう配慮する
- 大規模イベントはイベント企画会社に委託するのもアリ
一つずつ詳細をみてみましょう。
社員は社内イベントに消極的な場合が多い
まず前提として知っておきたいのですが、多くの社員は社内イベントの参加に消極的です。マイナビが男女500名に対して行ったアンケートでは、平均して7割近い人が「社内イベントに参加したくない」と回答しています。参加費の支払いや、休日が潰れることが主な理由のようです。
せっかく企画するのですから、嫌々参加してもらうようなイベントにはしたくありませんよね。社員の事情に配慮し、経営層や担当部署の独りよがりにならないように注意しましょう。
現場の意識を調査する
どういった社内イベントであれば、社員が参加しやすいかを考えます。社員の層やライフスタイルによっては参加が難しい場合もあるからです。例えば、以下のようなケースが考えられます。
- 小さい子供がいるので泊まりのイベントには参加できない
- 休日が減るのが嫌なので土日のイベントには参加したくない
- 夜は親の介護があるため参加が難しい
こういった問題が潜んでいないかをあらかじめ調査し、開催内容や時間、日付などを決めるための基準にしてください。
社員の負担にならない開催方法を考える
イベントを企画する際は、社員になるべく負担をかけないように開催方法を工夫しましょう。参加そのもののハードルが高いイベントは敬遠されてしまうためです。
- 業務の進行に影響を与えないタイミングになっているか
- 子育てなど個々の事情に配慮した開催時間になっているか
- 参加費がかかる場合は少額に抑えられているか
などをチェックします。どのような内容が良いかは会社によるため、事前調査の結果に沿って内容を吟味しましょう。
部下が上司に萎縮しないよう配慮する
決起集会や経営会議などのイベントで失敗してしまいがちなのが、部下を萎縮させてしまうケースです。
「部下を鼓舞したい」「励ましたい」という思いが先走り、つい上司が喋りすぎてしまうことがあります。こうなってしまうと、ただストレスのたまる集会になってしまうかもしれません。
どんなイベントでも、上司と部下は等しく参加者です。一方からのメッセージを流し過ぎるのはイベントの失敗に繋がる場合があります。
大規模イベントはイベント企画会社に委託するのもアリ
- イベントまで時間があまりない
- ありきたりな企画しか思いつかない
こんな場合は、イベントの企画・運営を外注することも視野に入れると良いでしょう。あまり馴染みがないかもしれませんが、社内イベントの企画はプロの業者に丸投げすることが可能です。イベントの外注には以下のようなメリットがあります。
- 予算の見積もりが取れる(あらかじめ費用の上限が把握できる)
- 企画の内容を提案してもらえる
- イベント担当者の負担が大幅に軽減できる
- 時間的コストの節約になる
社内だけで企画するには負担が大きいと感じた場合は、一度相談してみるのもおすすめです。
社内イベントは外注がおすすめ 企画・運営会社を選ぶコツとおすすめ10社を紹介
株式会社IKUSAは、ちょっと変わったチームビルディングコンテンツを使い、社内イベントの企画から運営までを徹底サポート。社内イベントでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
社内イベントを企画する際は、まずイベント開催の目的を明らかにしましょう。何のためのイベントなのかを明確にした上で、実現可能なイベント内容を考えます。
全員が楽しめるイベントにするには、現場の状況を考慮することが不可欠です。「業務の負担にならないか」、「プライベートを圧迫しないか」といった点に配慮した上で企画しましょう。
良い企画が思い浮かばない場合や、担当者の負担が大きい場合は、外注を利用するのも一つの手です。社内の状況を考慮しながら、最も良い方法を考えてみてください。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなチームビルディング・レクリエーション・懇親イベントを企画・運営しています。ご相談は無料です。内容が固まっていなくてもお気軽に「やりたいこと」をお聞かせください。
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参考サイト: