チームワークとは?5つの向上方法と人選のコツを解説

チームワークとは?5つの向上方法と人選のコツを解説

チームワークを良くした方がいいとは聞くものの、チームワークが良くならずに苦労している人もいるのではないでしょうか? 企業の中にはチームワークが悪い状態が影響して、業績不振に陥っているケースもあります。組織で活動する以上、チームワークは大事です。

今回の記事では、チームワークの概要を解説しつつ、向上させる5つの方法も載せてあります。また、チームメンバーの人選に関するポイントもまとめていますので、チームワークで困っている人は、ぜひ読んでみてください。

 

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チームワークの概要

はじめに、チームワークの概要を見てみましょう。

チームワークとはチームメンバー同士で協力し合ってやり遂げる力のこと

チームワークとは、チームメンバー同士で力を合わせて、何かを達成しようとする様子を意味します。

チームワークを大事にしている企業は数多くありますが、チームワークの向上を心掛けていても、なかなか実らないケースもあるようです。この状況に陥ると、チームメンバーの仕事に対するモチベーションが下がり、メンバー間でのやり取りが上手くいかず、仕事やプライベートに悪影響を及ぼす場合もあります。結果的に業績が悪くなる原因にもなるため、チームワークの向上は大事です。

チームとグループは違う

チームとグループは似ていますが、意味合いは異なります。

チームとは、共通の目的を持って集まっている集団を意味します。「イベントを成功させたい人が集まった集団」、「新規事業を成功させたい人の集団」というように、共通目標を持っている人達の集団はチームです。

一方、グループは、単なる人の集まりを指します。グループの場合、メンバー間の共通目標の有無は問われません。「何となく楽しそう」、「何か分からないけど、とりあえず参加した」というような人達が集まった集団はグループと呼ばれます。
このように、集団の活動方針によって名称が変わります。具体的なアクションに落とし込んで行動したり、メンバー全員で共通認識を持って動いたりする場合は「チーム」と呼ばれますので覚えておきましょう。

 

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チームワークを向上させるのが大事な理由

チームワークを向上させると、多くのメリットがあります。ここでは、チームワークが向上することで生まれるメリットを3つ紹介します。

チームメンバーのモチベーションが上がる

チームワークの向上で、仕事に対するメンバーのモチベーションが上がります。

仮に、職場へ行きたくなかったとしても、チームワークが良ければ、他の社員が励ましてくれて、仕事をやりきろうとする気持ちが生まれるかもしれません。
メンバーのモチベーションが上がれば、チーム全体のモチベーション向上にもつながります。スキルだけではなくモチベーションも、チームの仕事の出来を左右する要素ですので、覚えておきましょう。

生産性が上がる

チームワークが向上すれば、仕事の生産性が上がります。これは、メンバーによって得意不得意が違うためです。たとえばSEの場合、「Aさんはソフトを使ったプログラミングは得意だけど、Bさんはソフトを使ったプログラミングは苦手」というケースです。

苦手な項目を克服させることも大事かもしれませんが、1人に仕事を任せっぱなしにすると、仕事が終わらない場合もあります。その場合、チームの業務が止まってしまうかもしれません。
そのような時にお互いの欠点を補える関係性ができれば、苦手な箇所で長時間つまずくことも減るため、業務の効率が上がって、仕事の生産性アップにもつながります。メンバー間で助け合う精神を作ったり、困っている人をフォローする体制を整えたりするためにも、チームワークの向上は大事です。

チームメンバーの関係性を深める

メンバー同士の関係性を深めるためにも、チームワークの向上は大事です。関係性が深まれば、メンバー間で意見を言いやすくなります。お互いに意見を言い合うことができれば、本音で話せる場面が増えて、チームの体質改善につながるかもしれません。

「チームのために〇〇を変えた方が良い」、「もっと××をするべきでは?」という意見が、たくさん出ることによって、チームが今よりも良い方向に向かっていくでしょう。閉鎖的な環境で物事を進めてきたチームにとっては、チームが生まれ変わるチャンスかもしれません。

チームワークが悪かったら起こること

チームワークが悪いと、多くのデメリットが生まれます。ここでは、どのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

サボるメンバーが現れる

チームワークが悪いと、メンバー同士で協力することができなくなります。その結果、仕事を他人任せにしてサボるメンバーが現れやすくなります。

サボるメンバーが現れると、業務が回らなくなる恐れがあります。たとえば、今まで100の仕事をしていたメンバーが50しか仕事をしなくなった場合、残り50は他のメンバーが尻拭いをしなくてはなりません。
結果、本来の業務に支障をきたす場合もあります。仕事によっては、1人がサボったせいで会社に大損失を与えるかもしれません。それを防ぐためにも、チームワークが大事なのです。

とは言っても、サボるメンバーが現れないように監視すれば良いわけではありません。監視してしまうと、監視されている側は「上司に信用されていない」と感じ、結果、メンバーのモチベーションを下げることに……。そのようなことにならないためにも、チームワークを向上させるのは大事なのです。

お互いに足を引っ張り合う

メンバー同士で協力しなければならないのに、足の引っ張り合いが始まります。お互いに仕事の邪魔をしだすため仕事が進まなくなり、業務内容によっては、会社に大損失を与える恐れもあります。
お互いをつぶす行為は、チームをつぶす行為にもなり得ます。このように非生産的な行為をなくすためにも、チームワークを上げる必要があるのです。

チームメンバーをフォローしなくなる

「メンバーをフォローしない」ということは、チーム全体に悪影響を及ぼします。メンバー同士でフォローができなくなると業務全体の効率が落ちますし、メンバーの成長も見込めません。

メンバー同士がフォローし合えることで、チーム内でいざこざが起こった時に解決できたり、重い空気感を軽くしたりすることも可能です。このように、フォローする能力は仕事で役立つため、チームワークを上げて、フォローし合える関係性を築くべきといえます。

チームワークを高める方法

ここからは、チームワークを高める方法を見てみましょう。

チーム内でサポートし合える仕組みを作る

チームメンバー同士が、サポートし合える仕組みを作りましょう。すると、メンバー同士がお互いに対して心を開き、チームでの業務が円滑になる場合があります。業務で困った人がいても、サポートする体制が整っていれば、気軽に仕事の相談ができるでしょう。

サポートをする時は、お互いの歩み寄りが大事です。決して、自分のペースのみでサポートせず、サポートする時は、常に相手のことを考えましょう。どのように話せば、相手に受け入れてもらえるか考えながら、サポートすることが大切です。

メンバー同士が頼り合える関係性の構築

頼り合える環境を構築するのも大事です。他人に頼れない環境だと、自分を追い込みすぎて精神的に追い詰められてしまうケースもあるからです。

また、失敗を許せる環境をメンバーに提供するのも重要です。失敗が許されない環境だと、仕事に取り組むのが辛くなり、精神疾患を抱えてしまう恐れもあるからです。仕事で全く失敗しない人はいませんし、成長のためには誰もが経験することです。よって、失敗しても大目に見る環境が大事なのです。

このような配慮が、頼り合える状況を作ることにつながります。頼り合える状況ができれば、チームの居心地が良くなり離職率の減少につながるため、覚えておきましょう。

メンバー同士で学び合う仕組みを作る

メンバーが学べる仕組みを作るのも良いです。たとえば、チーム内で週1回勉強会の機会を設けるのはいかがでしょうか? 経理チームの勉強会であれば税法を学んだり、営業職であれば営業のロールプレイングや心理学の勉強をしたりするとよいかもしれません。一緒に学び合えば、その体験がメンバー同士の共通の話題となり、業務のコミュニケーションも円滑になるかもしれません。

なお勉強会をする時は「仕組み」を活用しましょう。一度勉強会をする仕組みを作れば、仕組みに沿って開催するだけですのでラクです。例えば「毎週月曜は30分早く来社してロールプレイングを行う」といったルールを決めてしまえば、メンバーの日程調整をその都度行う必要もありません。

「スキルアップのために勉強したい」と思っている人の中には、1人よりも誰かと一緒に勉強した方が、学習意欲が上がると答える人もいます。そのため、勉強会の実施がチームメンバーにプラスの影響を与えることもあるのです。場の力を活用して、メンバーが勉強しやすい環境を整えて、スキルアップにつながるような仕組みを作りましょう。

メンバーの意見を共有できる場を設ける

堅苦しい雰囲気だと、メンバー同士が意見を言いづらくなって、チームワークを向上させることが難しいです。そのため、意見を共有できる場を設けるのが効果的です。たとえばランチ会を実施してみてはいかがでしょうか?
「職場では言いづらいことも、ランチのようにラフな雰囲気だと言いやすい」と答える人もいます。

それでも、メンバーの意見が共有されない時は、匿名で発言できる仕組みをつくるのも良いでしょう。紙に意見を書いてもらったり、オンライン上で発言できる場を設けたりすると、メンバーも意見を言いやすくなります。

あらゆる意見を尊重し合う

どんな意見が出たとしても、まずは相手を尊重しましょう。人によって考え方は違いますが、自分と違う意見を真っ向から否定されると、否定された側は「今度から意見を言わないようにしよう」と考える場合があります。そのような状況に陥ると、メンバーが離脱するかもしれません。

それを防ぐには、自分と違う考えでも、一度は意見を受け入れることが大事です。メンバーの意見に耳を傾けることで、あなたが意見を受け入れようとしていることが他のメンバーに伝わります。するとチーム内の関係性が良くなって、チームワークの向上につながるのです。もし相手の意見を否決しなければいけない時は、「確かに〇〇だよね。ただ今回は××だから、◇◇の方が良いと思うのだけれど、どう思う?」というように、相手が言ったことを受け入れながら、代替案を提示しましょう。

それでも納得してもらえない場合は、別の視点から攻めましょう。納得するポイントは相手によって異なりますので、普段からチームメンバーのことを知っておくことが大事です。

チームワークを向上させる方法と効果的なアクティビティ10選を紹介

チームワークを良くするには、チームの人選も大事!

チームメンバーの人選も、チームワークの向上に関わってきます。メンバーの選び方を間違えると、チーム内で共通の目標を持っても、それに向かって進めない恐れがあります。そこで最後に、人選のコツを3つ紹介します。

さまざまな価値感を持ったメンバーを入れる

あらゆる視点の意見を取り入れるため、さまざまな価値観を持ったメンバーを入れることが大事です。異なる価値観を持ったメンバーが集まれば、さまざまな意見が発表されて、新たな発見につながるからです。

たとえば、他業種で働いていた人や、海外生活が長かった人をメンバーに入れると、チーム内の常識が良い意味で打ち破られるかもしれません。新しい価値観はチーム内でイノベーションを生み、チームの成績向上に繋がる可能性もあります。

ただし、さまざまな価値観を持つメンバーを入れても、意見を言えない状況では意味がありません。前述で述べた通り、自分と違う意見が発表されても一方的に否定しないように心がけたり、意見を共有できる場を設けたりすることが大事です。

チームのカラーに合いそうなメンバーを入れる

チームのカラーに合うメンバーを、多く入れることも大事です。価値観が違うメンバーを入れるにしても、チームのカラーに合っている人を入れた方が良いでしょう。体育会系のチームなら「積極性があるメンバーを入れる」、市場調査をするチームなら「マーケティングをある程度理解しているメンバーを入れる」といった形です。

チームのカラーとかけ離れているメンバーを入れると、チームだけではなく、そのメンバーにとっても良いことがありません。チームワークが悪くなって、プロジェクトが進まなくなる恐れもあるため気を付けましょう。「チームのカラーに合いそうなメンバーが、どのような人なのか想像できない」という場合は、チームの現状を分析してみましょう。

「どんなタイプのメンバーがいればチームが良くなるか?」、「チームに足りないのは何か?」を考えると、必然的に必要なメンバーが想像できるはずです。どのようなメンバーがいれば、チームが良くなるか想像しながら、人選を進めてみてください。

チームに良い影響を与えそうなメンバーを入れる

チームに良い影響を与えそうなメンバーを入れるのも大事です。良い影響とは、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事の効率アップに貢献してくれる
    →仕事を効率的にするアイディアを持っていたり、過去に仕事の効率アップをしてきたりしたメンバー。
  • 売上アップに貢献してくれる
    →そのチームの売上を上げるためのアイディアを持っていたり、経営戦略などに関する仕事をしてきたりしたメンバー。
  • チーム内のムードを良くする
    →場を和ませてくれたり、発言によって悪い空気を変えられたりするメンバー。

上記のように、チームのために行動できるメンバーを入れることが大事です。そのようなメンバーを入れたい時は、実践的スキルの他に、間接的スキルの高さを見ましょう。実践的スキルとは、仕事と直接関係するスキルのことです。システムエンジニアであれば、「プログラミングの技術がある」、経理職であれば「簿記や会計のスキルを持っている」という感じです。一方、間接的スキルとは、業務内容とは直接関係しないスキルのことを指します。たとえば、以下のようなスキルです。

  • 上司への「報・連・相」が早い
  • コミュニケーション能力がある
  • 働きやすい職場環境を作ってくれる

間接的スキルが低いために、チームで一致団結しての行動ができなくなり、チームの業務が進まなくなる場合もあるため、チームを円滑にするためにも、間接的スキルは必要なのです。
また、間接的スキルは人間が本来持つ能力が発揮されやすいため、実践的スキルのようにAIなどによって補完するのは難しいです。よって、間接的スキルが高い人を採用するのは大事といえます。

まとめ

チームワーク次第で、チームでの仕事の出来が全く変わります。チームワークが向上したおかげで、チームの業績が伸びた例もあるようです。チームワークの大切さを考えながら仕事をしてみてください。

 

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