意外な組み合わせ!いま、企業・自治体が防災運動会を実施する理由

意外な組み合わせ!いま、企業・自治体が防災運動会を実施する理由

「防災運動会」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 防災意識が高まる昨今、アクティビティやイベントの一環として、企業や自治体から注目されています。

防災運動会を提供する株式会社IKUSAの代表取締役・赤坂大樹さんに、防災運動会の種目や狙いなどをうかがいました。

 

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防災運動会が生み出す新たな価値

――まず、防災運動会って何ですか?

防災運動会とは、防災体験と運動会を掛け合わせた、新感覚の運動会です。身体を動かしながら楽しく防災知識を身につけられるイベントだととらえていただければいいと思います。

一般的な運動会と異なる点は、単純に運動神経を競うものではないということ。老若男女が一緒に楽しめるという理由でお選びいただくことも多いです。

そのほかのニーズとしては、「チームビルディングに役立つ、ちょっと変わった運動会を開催したい」「単なるレクリエーションではなく、生活に役立つイベントにしたい」「社員(住民)の防災意識を高めたい」などが挙げられます。

 

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防災運動会の種目と社会的ニーズ

――防災運動会では、具体的にどんな種目が行われるんでしょうか?

主な種目は、次の9種類です。

○身近にあるものを使って災害に対応する方法を学ぶ「防災借り物競走」
○防災知識を問う「謎解きクイズラリー」
○災害に対する対処の姿勢や考え方を学ぶ「防災障害物リレー」
○非常食を試食してみる「非常食体験会」
○綱引きと防災を組み合わせた「防災綱引き」
○消防士に成りきって火を消す「ファイヤーマンバトル」
○煙に包まれながら迷路を進む「スモーキー迷路」
○最適な避難場所を知る「避難場所当てゲーム」
○助けを呼ぶ声の大きさを競う「救済大声選手権」

――防災運動会の主催者は地方自治体が多いのでしょうか?

地方自治体はもちろんですが、企業も多いです。

企業のレクリエーションやチームビルディングとして、自治体のイベントやお祭りのプログラムとして……など、さまざまな団体さまからお声がけいただいています。

――どのようなニーズによって、企業が防災運動会を開催するんでしょうか?

企業のニーズとしては、大きく分けて2種類あります。

まず、チームビルディング。昔は、終業後の飲みニケーションや週末のバーベキューで社員同士の親睦を深めるのが一般的でした。ですが今の時代、そうしたコミュニケーションは廃れつつありますよね。そんな時代の新しいチームビルディングとして、従来の運動会のように体力を競い合うものではなく、老若男女みんなで楽しめる防災運動会に興味をもつ企業が多いようです。

もう1つは、社員に防災知識を身につけてほしいという、企業から社員への愛情といいますか、エンゲージメントの高まりによるものもあると思います。東日本大震災以降、日本人の防災意識はぐっと高まりました。何かあったときに社員のためになるものを会社から提供し、社員からの帰属意識も高めていきたい。そのような需要の高さをお客さまの声から感じています。

もちろん座学研修で防災知識を身につけるのもいいのですが、せっかくなら社員を楽しませたい。飲みニケーションと座学研修のちょうど真ん中で、プライベート並みに楽しいけれど、プライベートでは体験できないイベント。それが防災運動会の位置づけです。

すべての企業におすすめしたい理由

――特にどんな企業に防災運動会をおすすめしますか?

現在は、主に働き方が多様化している企業を中心に提案させていただいていますが、今後は企業の大小に関わらず、すべての企業におすすめしていきたいと思っています。あえて言うなら社員のエンゲージメントを高めたいと思っている企業でしょうか。

どんな企業であれ、社員一人ひとりに防災時の対応を委ねざるを得ません。だからこそ、災害時に知識を総動員して自分の身を守れるように、最新の防災知識を身につけていただければと思っています。

実際、東日本大震災を生き延びた方の多くは、自助(自分で自分の身を助ける)と共助(お互いに助け合う)ができていたといわれています。

災害が起こったときの知識は言うまでもなく重要ですが、災害時に被害を軽減させるためのコンテンツはまだまだ足りていません。そんな、国民が自分自身の身を守れるような知識を整理し、遊びや競技を通して伝えるハードルを低くすることが私どもの使命だと思っています。

防災運動会を開催するメリット

――地方自治体にとって、防災運動会を開催するメリットはどんなものですか?

大きく分けて2つのメリットがあります。

まず、子どもたちの災害知識を得ようと思うきっかけになるコンテンツであること。学校でも避難訓練を行いますが、それらは単なる「学校から逃げる訓練」にすぎません。不慣れな土地で行う防災運動会を経験することによって、子どもたちは時間や場所にとらわれず、被災したときのことを考えられるチャンスを得られます。

もう1つは、人を集められて、かつ役に立つコンテンツであること。「運動会」という形でイベントをエンタメ化することによって、地方自治体の行事が集客力を生みます。「子どもが運動会に出たいと言うから」と家族で参加して、結果としてみんなで楽しみ、知識まで得られる、そんな場にできればと思っています。

専門的なノウハウを活かせる強みがある

――運動会を自主開催している企業や自治体も多いと思います。防災運動会を自主開催するのではなく、IKUSAさんに依頼するのはなぜですか?

防災運動会の自主開催は、意外と難しいんです。正確な知識が必要ですし、伝え方にも気を付けなければなりません。

きちんと企画を練らないと、現代の防災のリアルにそぐわない運動会になってしまいます。しかし多くの方には、防災知識を最新のものにアップデートする機会がないと思います。

必要な防災知識は、都市部と農村部、事前準備・災害直後・数時間後・24時間後・72時間後・3カ月後……と、地域と災害のフェーズによって異なります。プロでない限り、すべての知識を正確に押さえておくのは難しいでしょう。

だからこそIKUSAでは、何度も企画や伝え方を練り直し、新しい知識を取り入れ、実践を経てブラッシュアップを繰り返しています。その企業・自治体に合わせた防災知識を選び取り、種目として体系化して提供、さらにそれを競技や遊びとして成立させるノウハウは、アクティビティの専門企業として事業を行なっている弊社ならではです。

とはいえ、防災運動会にはアップデートの余地が多く残されています。企業として事業を突き詰めて、より良い防災の伝え方と、遊び、競技としての楽しさやエンターテインメントの部分を両立できるよう、サービスの質を高めていきたいと思っています。

株式会社IKUSAの使命

――防災運動会を提供されているのは、そうした使命感もあるのでしょうか。

まさにそのとおりです。防災は、日本の社会課題のひとつだと認識しています。

内閣府の意識調査(平成29年度)によると、今までに防災訓練に参加したり見学したりしたことがある人はわずか40.4%にすぎません。「訓練が行われていることは知っていたが、参加したり見学したことはない」と答えた人は30.7%、「訓練が行われていることを知らなかった」人も24.0%います。

防災訓練に参加したり見学したりしたことがない理由は、「時間がなかったから」「具体的な日時・場所、申し込み方法がわからなかったから」など。

勤めている企業や住んでいる自治体で防災運動会が開催されれば、そうした方にも参加していただけて、もしものときの知識を身につけていただけると考えています。今後は是非ご興味のある団体さんと積極的に意見交換を行い、いいイベントにしていきたいと思っています。

――社会貢献としても、非常に有意義な事業ですね。赤坂さん、ありがとうございました。

 

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