会社のドッジボール大会のメリットや運営のポイントを紹介

社内イベントとしておこなうドッジボール大会は運営がしやすく、初心者でも体験しやすいため、体を動かせるレクリエーションとして活用されています。
スポーツを活用することで社内の結束力を高めたり、一体感を醸成したりすることができるため、チームビルディングを目的とした社内レクリエーションに適しています。ドッジボールはルールがシンプルで、学生時代に体験したことがある人も多いため、多くの社員が一緒に体を動かしながら楽しめることが特徴です。
本記事では、会社のドッジボール大会を実施する際に得られるメリット・効果や、運営の流れやポイントを紹介します。
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ドッジボールとは
ドッジボールは、1チームあたり12人で、ボールを投げて相手チームの選手に当てるスポーツです。
ドッジボールは小学生以上であれば実施可能で、初心者にもやさしいスポーツの1種とされています。また、ルールがシンプルなためスポーツ大会の種目にも適しています。ボールが味方の選手に当たってしまったとしてもノーバウンドで他の選手がキャッチできればセーフとなるため協力性があり、楽しく取り組むことができるでしょう。
会社のドッジボール大会を実施するメリット・効果
ここからは、社内イベントでドッジボール大会を実施することで期待できるメリットや効果を紹介します。
社員のチームビルディング
ドッジボールはチームスポーツの1種で、ボールをキャッチできるようにするためにチーム内で協力することが重要なポイントとなるため、チームビルディング効果が高いことが特徴です。チームビルディングとは、同じ目標に向かって互いに連携して成果を上げるチーム作りを指します。社内レクリエーションを実施する目的として挙げる会社が多く、組織づくりの一環として注目されています。
また、ドッジボールでは仲間と声を掛け合ったり、上手にキャッチや回避をした人を称賛したりすることで、チーム内のコミュニケーションが活性化することも期待できます。業務から離れて楽しくコミュニケーションを取れる機会を提供することで、社員同士の結束が強まるでしょう。
一体感の醸成
参加者の全員がドッジボールの共通体験をして、開会式や閉会式で共有することで、自然と一体感が醸成されることが期待できます。ドッジボールではお互いに「ドンマイ!」、「ナイスキャッチ!」などと声を掛け合い、励ましたり称えたりすることができます。そうした声掛けがチームの団結力を高め、一体感を醸成することにもつながります。
ドッジボール大会を通じて一体感を醸成するには、社内イベントとして盛り上げることが重要です。全員が主体的に取り組める環境作りをおこなうことで、自然と一体感が醸成されていきます。開会式や閉会式・表彰で盛り上げたり、社員同士で積極的に応援し合うように促したりして、ドッジボール大会を盛り上げましょう。
健康経営の推進
ドッジボールは走る・投げる・避けるといった全身運動をおこなうスポーツです。運動量や負荷は他の球技と比較して少なく、日頃から運動不足に陥っている人でもおこないやすいといえるでしょう。また、楽しくドッジボールに取り組むことで、リフレッシュにもつながると期待できます。
社員が運動習慣を身につけるための施策として、スポーツ大会は効果的であるとされています。ドッジボール大会で体を動かしたり、運動することの大切さに関する説明を受けたりして、社員が日常的に運動をする習慣付けをすることにつながります。運動は健康を増進させるための重要な要素であるとされており、ドッジボール大会を通じて健康経営の増進につながると期待できます。
運営する難易度が低い
ドッジボールはルールがシンプルで、参加者が取り組みやすく、審判もしやすいため、ドッジボール大会は運営する難易度が低いとされています。必要な設備がなく、ドッジボール用のボールがあれば実施可能です。
ドッジボール大会は、体育館や屋内運動場などのさまざまな施設で実施することができます。屋外の運動場でも実施することはできますが、雨天時に中止になる可能性があったり、砂利で皮膚をすりむいたりする懸念もあるため、屋内の施設で実施するのがおすすめです。
ドッジボール大会におすすめのルール・やり方
ドッジボールの公式的なルールとしては、日本ドッジボール協会が定めているJDBA公式ルールがあります。
参考:ドッジのルール – 一般財団法人 日本ドッジボール協会|公式ホームページ
JDBA公式ルールによると、1チームの人数は12~20人(※試合は12対12で実施)、試合はジャンプボールで開始、外野から当てた場合は内野に戻れる、試合時間は5分となります。また、外野の選手同士でパスをするのは禁止、内野と外野でのパスは連続4回までなどのルールもあります。実施する際に参考にするとよいでしょう。
ドッジボール大会を実施する際には、試合時間を明確に設定することが重要です。内野が全員アウトになるまでおこなうと、試合時間が長くなり、タイムスケジュール通りの進行に支障がでる可能性があります。試合時間を5~10分程度に設定し、試合時間内に全員がアウトになったら終了にするとよいでしょう。
【ドッジボール大会におすすめのルール】
- 1チームあたり12人
- 試合時間は5〜10分で設定
- ボールが当たったらアウトとなり外野に移動
- 内野の選手が全員アウトになったら負け
- 試合はジャンプボールで開始
- ボールが頭や顔に当たった場合は無効
- 他チームの選手との接触は禁止
- 内野同士・外野同士のパスは禁止
- 5回以上連続してパスをしたら反則
ドッジボールには、さまざまな反則行為がルールとして定められています。基本的には公式ルールに則り、反則行為をした場合は相手ボールになるなどの対応を審判がおこなうとよいでしょう。
会社のドッジボール大会を運営する際の流れとポイント
以下では、ドッジボール大会を運営する際の流れやポイントや注意点を紹介します。
担当者を決める
まずはドッジボール大会の準備や当日の運営をおこなう担当者を決めます。当日の運営に最も多くの人員が必要になるため、司会者や審判などを含めて当日の運営に必要になる人数を明確にし、担当者を決めていきましょう。
また、会場や用具の手配、司会者が使用する台本の作成、しおりの作成など、準備にも人員が必要になります。特定の担当者に責任が集中しないようにするために、各担当者を複数人にしたうえで、全員で進捗状況や現時点のステータス、スケジュールなどを確認できるようにするのがおすすめです。全体を統括する責任者を決めることも重要なポイントとなります。
日程を決める
ドッジボール大会の日程を決める際は、繁忙期を避けることがポイントとなります。部署ごとに忙しくなる時期が異なる場合があるため、社内の部署・部門に確認し、全員が無理なく参加できる日時に設定するとよいでしょう。
会場を手配する
日程が決まったら、ドッジボール大会を実施する会場を決めます。ドッジボール大会は体育館や屋内運動場などのさまざまな施設で実施が可能なため、会場の手配がしやすいとされています。
ドッジボール大会を実施するためには、テープなどを床に貼ってドッジボールコートを作る必要がある可能性があります。会場レンタルをする際に、管理者に対して床にテープを貼って問題がないかを確認しておきましょう。退出時にテープなどを回収し、借りたときのままの状態で返すようにすることが大切です。
出欠を確認する
会場の手配が完了したら、ドッジボール大会を実施する日時や会場の所在地などを対象となる全社員に案内します。案内メールを送る際には出欠確認の方法も明記し、期日を設定して社員の方々に対応してもらう必要があります。
出欠確認をする際に、一部の社員が対応できていないことも考えられます。期日の2~3日前にはリマインドの連絡をして、可能な限り全社員に対応してもらえるようにすることが重要です。
チーム分けをする
出欠確認をして参加人数が明確になったら、チーム分けをおこないます。1チーム12人を基本として、目的に応じて適切なチーム分けをおこなうことが重要です。たとえば、ドッジボール大会を通じて社内交流を促進させることが目的であれば、部署や部門の垣根を越えたチーム編成にすると効果的です。
また、試合形式についても決める必要があります。トーナメント形式とリーグ戦形式がありますが、試合数の偏りが大きくならないように調整することが大切です。
必要な用具を準備する
ドッジボール大会をおこなう際には、ドッジボール用のボールや、同じチームの参加者が一目でわかるようにするビブスなどが必要となります。屋内運動場や体育館によってはボールやビブスをレンタルしている場合もあるため、予約時に確認しておくとよいでしょう。
ドッジボール大会を運営する
ドッジボール大会の当日には、受付場所やドッジボールコートなどを準備する必要があります。また、更衣室やトイレなどの場所を確認し、参加者に対して適切な利用を促すことも大切です。会場の準備を短時間で終えられるように、レイアウト図の作成やリハーサルの実施などをおこなうとよいでしょう。
また、当日の運営時には、参加者がケガをしないように配慮することも重要です。硬いボールを使用しないようにしたり、他者との接触がおこらないようにドッジボールコートを広めに設定したりして、安全に実施できるように工夫しましょう。
まとめ
ドッジボール大会は、ルールがシンプルで運営しやすく、参加者が楽しく取り組めるスポーツ大会の1種です。ドッジボール大会の実施を検討している方は、ぜひIKUSAにご相談ください。
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