会社のマラソン大会のメリットや準備・運営のポイントを紹介

マラソン大会は、42.195㎞、20㎞、10㎞、5㎞などの定められた距離を走りきるスポーツ大会です。
マラソンは苦しい状況下でも諦めずにやり遂げることを経験できるためメンタルトレーニングとしても効果があります。また、会社の同僚と一緒に励まし合いながら取り組むことで、社内コミュニケーションの促進やチームビルディングなどにもつなげることができます。
本記事では、会社のマラソン大会を実施するメリット・効果、準備・運営をする際の流れ・ポイントを紹介します。
社内運動会や懇親会など、ユニークな社内イベント情報を配信中。
イベント会場をお探しの方も、お気軽にご相談ください!
⇒ イベントや運動をする会場、探す前にプロに聞いてみませんか?
社内運動会の幹事さん必見!「社内運動会メリットや失敗しないポイント」とは?
⇒ 無料のお役立ち資料をダウンロードするマラソン大会とは
マラソン大会は、参加者の全員が一斉にスタートして、設定された距離(42.195㎞、10㎞など)を走りきるまでのタイムを計測するスポーツ大会です。
社内イベントとしてマラソン大会を実施する際は、日常的な運動量・頻度や年齢、適性などによって無理のない適切な距離を走ることができるようにするために、複数の距離・コースを設けるのがおすすめです。日頃から運動していない参加者が唐突に長距離を走ってしまうと、心身に負荷がかかりすぎて健康を害する可能性もあります。参加者が適切な距離を走れるように配慮しましょう。
また、速く走らない「強歩大会」の形式で実施することもできます。「強歩大会」は、走ること・歩くことを半々にしたり、歩くだけにしたりすることができる形式です。参加者が歩けるようにすることで負担を軽減させ、多くの人が参加しやすい社内イベントにすることができます。
会社のマラソン大会を実施するメリット・効果
ここからは、社内イベントとしてマラソン大会を実施することで得られるメリットや効果について紹介します。
社員の結束力を高める
マラソン大会は、参加者の全員が同じコースを走る共通体験を通じて、社員同士の結束力を高める効果が期待できます。また、個人競技として走るのではなく、部署・部門などでチームを組み、リレー形式で実施することも可能です。互いを応援したり、同じチームの仲間のために頑張ったりすることで、結束力の向上やチームビルディングにつながるでしょう。
結束力を高めるには、共通体験と協力が重要です。1人あたり5~7㎞程度を走るなど、結束力の向上を目指す場合にはリレー形式での実施がおすすめです。
社内の一体感を醸成する
マラソン大会は大人数での実施が可能で、共通体験を通じて社内の一体感を醸成できることもポイントです。また、一体感を醸成するには、マラソン大会をイベントとして盛り上げることも重要です。スタート地点・ゴール地点で応援・声かけをしたり、開会式や閉会式・表彰式を行ったりして、マラソン大会を社内イベントとして盛り上げましょう。
社員の健康増進につなげる
マラソンは瞬間的に大きな負荷をかけずにおこなえる有酸素運動であり、運動不足の解消につながる効果も期待できます。社員の健康維持には適度な運動が推奨されており、健康増進を目的としてマラソン大会を実施する会社もあります。マラソン大会をきっかけとして社員が日頃から適度な運動をする習慣を身につけることを促しましょう。
また、社員の健康増進を目的とする場合は、日常的に運動をする習慣を身につけるための講義・指導を合わせておこなうのが効果的です。1日あたり、1週間あたりどれくらいの運動量が必要なのか、無理なく運動を継続的におこなうにはどのようにすればよいのかなどを説明・指導する講義を取り入れることで、健康増進の効果を高めることが期待できます。
運営時のチェックポイントが明確にある
マラソン大会は、運営時のチェックポイントが明確にあり、スポーツ大会のなかでは運営がしやすいとされています。また、球技では必須となる審判が不要で、その他のスポーツ大会と比べて必要な人員が少ない場合があることもポイントです。
しかし、マラソン大会を運営することの難しさはあります。マラソン大会の会場が広いため、途中で体調不良に陥った参加者を救護するためのオペレーションを安全に配慮して定めたり、マラソンの走者に同行して安全確認をおこなったりする人員が必要になります。また、給水所を用意して参加者の体調面をケアすることも重要です。運営時のチェックポイントを洗い出し、安全にマラソン大会を実施しましょう。
マラソン大会におすすめのルール・進め方
会社のマラソン大会を実施する際には、マラソンの厳密な競技ルールを取り入れるのではなく、参加者が無理なく参加できるようにルールを緩和することがおすすめです。また、3㎞・5㎞・10㎞のように、参加者の希望に合わせられるように複数のマラソンコースを用意することも効果的です。
マラソン大会を実施する際は、参加者にとって厳しい体験になるのではなく、同僚と一緒に心地よく運動ができるような形にするのがおすすめです。参加者に対して負担をかけすぎないようにしてマラソン大会を実施しましょう。
【マラソン大会を実施する際におすすめの実施形式】
- 3km・5km・10kmなどの複数のコースを設定する
- マラソンコースの距離が長い場合はリレー形式にする
- 走りきらずに適度に歩いてもOKとする
会社のマラソン大会を準備・運営する際のポイント
以下では、マラソン大会を実施する際の準備や運営のポイントを紹介します。
運営チーム決め
まずはマラソン大会の企画や運営を担う運営チームの担当者を決めます。責任者を中心として、会場や人員などの各種手配、給水・救護の準備、しおりの作成、当日の運営スタッフなどを割り振ります。マラソン大会を実施する際は安全管理が重要となるため、救護担当や参加者と一緒に走る同行者などの十分な人員を確保する必要があります。
準備段階において、複数人で担当することも重要です。たとえば、マラソン大会で使用するコースの管理者への確認や、必要な備品・用具の手配などを1人でおこなうのではなく、複数人で互いに確認し合いながら進めることで、ミスを減らすことができます。また、全員が進捗状況を確認できるようにするために、スプレッドシートなどでスケジュールや現時点のステータスを明記することも重要です。
日程決め・会場手配
マラソン大会を実施する際は、マラソンができるランニングコースが必要となります。集会可能なランニングコースなどを探し、管理者に問合せをしましょう。マラソン大会は公園や河川敷などで実施できる場合があります。
社員が参加しやすいようにするために、繁忙期を避けて日程を決めることもポイントです。また、マラソン大会を屋外で実施する場合は、気温や天候などの影響を受ける場合があるため、春や秋が適しています。気温が高いと体調不良が起こりやすく場合があるため、気温が18~20度程度の時期に実施するのがおすすめです。
出欠確認
日程と会場が決まったら、全社員に案内メールやチャットを送付して出欠を確認します。GoogleフォームなどのWebツールを活用することで円滑に集計することができるためおすすめです。社員の予定が埋まる前を見越して、3~4カ月前を目途に案内メールやチャットを送るとよいでしょう。出欠確認の方法を明記することが重要です。
また、リレー形式でマラソン大会をおこなう場合は、チーム分けをおこなう必要があります。1人当たりの走行距離に差を設ける場合は、出欠確認時に社員の希望を記入してもらうことで、円滑にチーム分けをすることができます。
用具準備・食事手配
マラソン大会では、ゼッケンや襷、飲料や軽食などが必要になります。また、完走証や記念品を配布する場合は、事前に準備しておきましょう。参加者数が多い場合は大量の飲料や軽食が必要となる場合があり、持ち運びができない可能性もあります。大人数の場合は、お弁当や飲み物を配送可能な業者に依頼するとよいでしょう。
当日の準備・運営
マラソン大会をおこなう際には、スタート・ゴール地点の設営や、給水所の設置などをおこないます。また、運営スタッフが迅速に連携するためのトランシーバーや、安全確認をおこなうための自転車などが必要になる場合もあります。事前にマラソン大会をおこなうための備品・用具を準備し、当時の運営を円滑にするために確認しておきましょう。
まとめ
マラソン大会を実施することで、社員の結束力を高めたり、一体感を醸成したりして、チームビルディングにつなげることができます。また、適度な有酸素運動をおこなうことを習慣化し、健康増進やコミュニケーション活性化につなげることもできるでしょう。
マラソン大会の実施を検討している方は、ぜひIKUSAにご相談ください。
全員が夢中になる、体験型の社内運動会。「社内運動会.com」は、参加者全員が没入して楽しめるチーム対抗型アクティビティ。運動を通じて自然にコミュニケーションが生まれ、部署や役職を超えた一体感を育みます。
競技だけでなく、演出・進行・装飾までトータルサポート。企業の目的や人数に合わせてカスタマイズできるため、盛り上がりながらチームビルディングやエンゲージメント向上も実現できます。
⇒ 社内運動会 総合資料を無料で受け取る
⇒ 実際に行われた社内運動会の事例資料を無料で受け取る