チームワーク向上にはスポーツが最適?強いチーム作りにおすすめのスポーツ10選
より成果を挙げることができる強いチーム作りの方法をお探しでしょうか?
実は、チームワーク向上にはスポーツに取り組むことが効果的です。
この記事ではチームワーク向上のポイントと、チームビルディングにおすすめのスポーツを10選を紹介します。記事を参考に、スポーツを通した強いチーム作りのコツをつかみましょう。
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チームワーク向上への8つのポイント
チームワークを養うためには、いくつかの達成しなければならないポイントがあります。過去最高のベスト8を達成した、2019ラグビーワールドカップの日本代表チームも、これらのポイントをしっかり押さえていました。ここでは、ラグビー日本代表チームを例に挙げながら、チームワーク向上のポイントを8つご紹介します。
- チームとしての明確な目標を設定
- 役割分担を明確にする
- 「報・連・相」をしっかりと
- メンバー全員が積極的に取り組む
- メンバーの強み・弱みを相互理解する
- コミュニケーションをしっかりとる
- 役割と役割の間を埋めるメンバーがいる
- 馴れ合いだけの関係にはならない
ポイント①チームとしての明確な目標を設定
チームで何かに取り組む際に、最初に行う必要があるのが「チームとしての明確な目標を設定すること」です。注意すべきは曖昧な目標設定にしないこと。目標が曖昧だと、チーム内のメンバーで意識の差が出てしまいます。例えば、「強くなる」という曖昧な目標では、人によっては優勝を目指したり、ベスト4を目指したり、意識にばらつきが生じてしまいます。このようなチームでは、高いパフォーマンスは期待できないでしょう。
実際、ラグビー日本代表はワールドカップの目標を「ベスト8進出」という明確なものに定めました。この具体的な目標がメンバーそれぞれの意識に根付いていたからこそ、目標達成のためにチーム一丸となることができたのです。
ポイント②役割分担を明確にする
チームを作ると各々に役割分担がなされるでしょう。役割分担を明確にし、自分に定められた役割を全うすることが重要です。自分の役割を果たさず他人をあてにするのはもちろんのこと、自分がすべき範囲を超え、他人の仕事にまで口を出すのも良くありません。各々が与えられた役割を最大限に果たすことが、チームとしてより良い成果を挙げるためには大切です。
ラグビーというスポーツは、ポジションによってやるべき仕事が異なります。例えば、ラグビーにおいてトライゲッター(相手のゴール領域にボールを接地して得点をとることが上手い人)となるのは、主に後ろ側のポジションについている足の速い選手です。自分が目立ちたいからといって、前方のポジションについている選手が前に進もうとすると、失敗する確率が高くなってしまいます。前方ポジションの選手は、恵まれた体格を生かした力強いプレイを行うことを期待されているので、そうした自分の役割を全うすることが重要です。
ポイント③「報・連・相」をしっかりと
仕事をする上での基本事項「報・連・相」。チームとしてのパフォーマンスを上げたいなら、報・連・相を徹底することが重要です。仕事は他人と協力して進めるもの。報・連・相が不足していると、他人の進捗状況が分からず自分がどこまで作業を進めて良いか判断しづらくなってしまいます。
先のワールドカップでの試合を観ても、日本代表の選手は試合が途切れた瞬間などに、味方の選手と何か話している様子が見受けられました。これは、相手チームの戦術や特徴など試合中に気づいた点を味方に伝え、情報共有を図っているのです。報・連・相の意識がしっかりしているからこそ、自発的にコミュニケーションをとることができ、試合の中でもチームとして修正や改善が可能となります。
ポイント④メンバー全員が積極的に取り組む
メンバー全員が目標に向かって積極的に取り組む必要があります。チームとしての明確な目標があっても、取り組む各個人に温度差が生じていては、チーム力向上につながりません。例えば、1人が「絶対に目標を達成したい!」と意気込んでいても、他の1人が「誰かについていけばいいや」程度の心持ちだと、チームワークが良いとは言えないでしょう。各々が向上心を持って、最大限の力を発揮しなければならないのです。
ラグビー日本代表は、チーム全員が最後まで全力でプレーを続けました。決勝進出がかかったアイルランド戦では、試合の終盤で疲れがピークに達している中、誰一人として最後まで動きが緩慢な選手はいませんでした。このように、強いチームを作るためには、メンバーの取り組む姿勢も重要となるのです。
ポイント⑤メンバーの強み・弱みを相互理解する
人間である以上、メンバーそれぞれに長所や短所が存在します。そのメンバーの強み・弱みを相互理解し、助けたり頼ったりできるのが強いチームです。
例えば、ラグビー日本代表の松島幸太郎選手は類まれなる華麗なステップを持っています。絶対にゲイン(前に進む)したい場面では彼にボールを回せば、高い確率で目的を達成するでしょう。チームの他のメンバーが松島選手のこの強みを理解していれば、ボールを彼に収めるようサポートします。選手同士が各々の特徴を理解し合っているからこそ効果的なサポートができ、チームとしても良い結果が生まれるのです。
ポイント⑥コミュニケーションをしっかりとる
報・連・相が重要であることは上述した通りですが、報・連・相を滞りなく行うためには、何でも言い合える雰囲気が組織内になくてはなりません。そのためには、普段からコミュニケーションをしっかりとることが重要です。壁を取り除くために効果的なのが「雑談」です。雑談は、話の中身自体は意味の無いことですが、メンバーが打ち解けるためには重要な意味を持ちます。
ラグビー日本代表も「ONE TEAM」という言葉にもある通り、家族以上の長い時間を共に過ごし、強力な信頼関係を築きました。あれほどの高いパフォーマンスの裏には、強いつながりがあったのです。
ポイント⑦役割と役割のつなぐメンバーがいる
役割分担は必要ですが、役割を分担してしまうとどうしても間が生まれてしまいます。その結果、業務進行が上手くいかなくなるケースもあります。そのため、各役割をつなぐ潤滑油的な存在が必要です。
今回のラグビー日本代表には「最強の給水係」と呼ばれる徳永祥尭という選手がいました。給水係といっても単に水を選手に渡すだけではありません。口元と耳につけた通信機からスタンドにいるコーチの指示を把握し、それを選手に明確に伝える役目も担っていたのです。徳永選手は、落ち着いて分かりやすく選手にコーチからの指示を伝えてくれるので、試合には出ていなくてもチームに欠かせない存在でした。ラグビー日本代表の潤滑油的な存在となった徳永選手は、チームにおける「陰の功労者」といっても過言ではないでしょう。
ポイント⑧馴れ合いだけの関係にはならない
コミュニケーションは活発に行う必要がありますが、馴れ合いだけの組織になってはいけません。友達になってしまうと「嫌われたくないから」と批判的なことを言えなくなってしまう恐れがあるためです。強い組織となるためには、改善点など厳しいことを言わなくてはならない場面もあるのです。
ラグビー日本代表の田中史朗選手は3大会連続で日本代表に選出されていますが、「負けるくらいなら嫌われ役になる」と、チームのメンバーに厳しい言葉を浴びせ続けてきました。今大会ではメンバーが自主性を持って取り組んでいたので嫌われ役は卒業したとのことですが、チームを強くするためには、厳しいことも含め何でも言い合える関係性を築くことが大切なのです。
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チームワークが向上するスポーツ10選
上述してきた通り、チームワーク向上のポイントはスポーツにも共通します。つまり、チームワークを向上させたければ、スポーツを行うのが有効な手段だと言えるのです。ここでは、チームワーク向上に効果的なスポーツを10選紹介します。
- 社内運動会
- 野球
- ブラインドサッカー
- リレーマラソン
- ドラゴンボート
- カーリング
- バレーボール
- バブルサッカー
- バドミントン
- ダブルダッチ
1.社内運動会
チームワーク向上には、社内運動会の開催がおすすめです。大人数が場を共にでき、チームごとに協力して競技を乗り越えていく過程で、一体感を醸成できます。「勝利」という明確な目標を持ちやすく、個々の特性や好みごとに出場種目を決めるなどして役割分担ができるので、チームワークを向上させるのに最適です。
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2.野球
野球では、一番バッターには出塁、クリーンナップにはランナーを返す等、打順に応じた役割が求められます。また、試合の状況に応じて、バッティングの仕方など変えていく必要もあります。そのため、チームワークに必要な自分の役割を理解し、全うすることの大切さが養えます。
また、試合中のサインや戦術の共有を通じて、コミュニケーションの機会を増やし、チームワークを高めていけるでしょう。
3.ブラインドサッカー
ブラインドサッカーとは、ゴールキーパー以外の選手がアイマスクをつけ、音の鳴るボールを使ってプレーするサッカーです。敵陣ゴールの裏で味方選手に指示を飛ばす「コーラー」というポジションがあるのが特徴です。
視界が遮られた中でプレーをするには、コーラーやゴールキーパーなどの味方の声、相手選手の声などに耳を傾ける必要があります。互いに声を掛け合うことでコミュニケーションスキルが向上すると共に、互いに対する配慮の姿勢を身につけられるでしょう。
4.リレーマラソン
リレーマラソンでは、数名~20名くらいの1チームが42.195kmのコースをタスキリレーしながらゴールを目指します。誰がどれだけの距離を走るか、順番はどうするのか等、自分たちで決定します。役割分担や戦略の重要性、他人を思いやる力など、チームで仕事をする上で必要な様々な能力が養われるでしょう。
5.ドラゴンボート
ドラゴンボートとは、それぞれ1名ずつのドラマーとかじ取り、その他10~20名程度の漕ぎ手で行うボート競技です。ドラマーが太鼓を叩き、そのリズムに合わせてボートを漕いでいきます。
力の入れ方や漕ぐタイミングを合わせるためには、互いの様子を観察し声を掛け合う必要があるため、チームワークが養われます。またドラマー、かじ取り、漕ぎ手といった役割分担を通じて、与えられた役割を全うし互いを支え合う精神も鍛えられるでしょう。
6.カーリング
カーリングは4人1チームで構成され、プレイヤーは氷上に石を滑らせ、対戦相手の石よりもハウス(中心に円があるエリア)に近づけることを目指します。
カーリングは「氷上のチェス」と呼ばれるほど、頭脳的な戦略が必要となるスポーツ。メンバーとコミュニケーションをとりながら、チームの指揮をとる「スキップ」や投石を行う「リード」など、それぞれの役割を果たさなければいけません。カーリングで勝つためには活発なコミュニケーションが不可欠なので、全力で取り組めば、チームワーク向上が期待できるでしょう。
7.バレーボール
バレーボールは6人1チーム、25点先取1セットで行われ、チーム内でボールをパスし合いながら相手とボールを打ち合います。
返球のための連携や戦術の共有のために、メンバーは声を積極的にかけ合います。勝利という同じ目標に向かい、ゲーム中に起こりうる課題を解決していくことで、信頼関係を育めるでしょう。
8.バブルサッカー
4〜5名1チームで行われるバブルサッカーは、基本的にフットサルと同様のルールで行われますが、参加者はバブルボール(体を覆う大きさの空気が入ったプラスチック製のボール)を被って行うのが特徴です。
互いにぶつかり合った際の弾む感覚はユニークで、スポーツに苦手意識がある方でも楽しく取り組めるでしょう。打ち解けた空気を作りやすく、メンバー同士のコミュニケーションを促進させます。
9.バドミントン
ラケットでシャトルを打ち合うバドミントンは、比較的練習が少なくても楽しめるスポーツで、気軽にチームビルディングに取り入れられます。
各チームダブルスにして、数チーム同士の団体戦を行うことで、参加者同士が交流する機会が作れます。ゲームを通じて信頼関係を構築でき、ペア同士協力する大切さを学べるでしょう。
10.ダブルダッチ
ダブルダッチは、2本の長い縄を使って行う跳び縄のゲームで、3〜4mの縄を二人で持ち交互に回します。その縄を1人、もしくは複数人で跳び、回数を競います。
回す人、跳ぶ人で役割分担が明確にでき、それぞれの役目を全うする大切さを実感できるでしょう。また跳ぶ人と回す人全員が息を合わせる必要があるため、一体感を醸成し、チームワークの向上が期待できます。
まとめ
強いチームを作りたければ、スポーツを行いメンバーのつながりを深めましょう。強いスポーツチームは、チームワーク向上のポイント着実に押さえています。
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