費用の基本
組織力の強化や個人の成長に役立つ効果が注目され、定期的に開催する社内イベントに「運動会」を採用する企業が増加してきています。
今回は、運動会を開催すべき理由・目的・効果に加え、企画・運営をしている業者の紹介、費用や保険に関することまで網羅的に紹介します。
- 1.運動会の企画・運営業者の費用
- 2.会場レンタル費用
- 3.備品レンタル費用
- 4.飲食費用
- 5.保険費用
- 6.運動会の備品レンタルサイト
運動会は組織や個人へポジティブな影響があると、社内イベントに採用されるケースも増えています。
ここでは基本的な運動会の開催にかかる費用についてご紹介します。
運動会の費用の内訳
基本的な運動会の費用の内訳は右の通りです。
運動会に参加する人数にもよりますが、総額で100~300万円程度になることが一般的です。上記の項目のうち、費用を抑えたい(抑えても問題がない)もの、または費用をかけたいものがある場合には、予算を考慮して調整してください。上記の項目については、以下で詳しく紹介します。
1.業者への依頼にかかる費用
運動会の企画から会場設営、当日の運営まで行ってくれる業者を利用する場合には、300~500人規模の運動会で100~300万円かかるのが一般的です。とはいえ業者によって利用料金は異なるので、様々な業者に問い合わせてみてください。相場となる内訳については、左の通りです。
運動会の開催に際し、会場設営は非常に大変な作業となります。運動会のプロフェッショナルに依頼することで滞りなく開催できるようになるので、なるべく利用するようにしてください。上記の内訳に表れておりますが、基本的には会場レンタル費用以外にはそれほど大きな差がありません。ワンストップでサポートできる業者を利用することで割安になるケースも多いので、運動会の総合サポート業者を利用するメリットはとても大きいです。
運動会の企画・運営業者の費用例
企画(プランニング) | 【10~50万円】 |
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設営・装飾 | 【30~100万円】 |
会場レンタル | 【20~300万円】 |
備品レンタル | 【10~50万円】 |
当日の運営 | 【30~100万円】 |
2.会場レンタルにかかる費用
会場レンタル費用にはピンキリありますが、運動会を開催するにあたって会場選びに苦戦するケースが多いので、費用を抑えにくいポイントとなっています。運動会を開催するにあたり、会場がなければ始まりません。予算の都合もあると思いますが、まずは会場を押さえましょう。
運動会の企画や運営をサポートする業者によっては、運動会の会場を用意してくれることもあります。必要に応じて利用してください。また規模の大きな体育館やフットサルコート等は比較的安くレンタルでき、終日利用に対応してくれる場合もあります。
屋内の会場は天候による影響を受けずに開催できますし、チェックしておいて損はないと思います。おおまかな費用については、野球場や陸上競技場(サッカー場)で100~300万円、体育館やフットサルコート等では10~30万円程度が一般的です。
3.備品レンタルにかかる費用
運動会を開催する時には、種目に必要な道具、テント、音響機材等といった備品も必要になります。基本的な備品に関しては業者によって価格の差はあるものの、その差はそれほど大きくないので、利用しやすさを重視して選んで良いと思います。定番の運動会で20~30万円程度の予算を見込んでください。
運動会の備品レンタルサイト
運動会.jp
運動会の定番種目に必要な備品は網羅されており、バブルサッカー用のバブルボールの貸し出しも行っています。また運動会の企画・運営に関するサポート体制も整っているので、必要に応じたサポートも同時に依頼できる点も良いと思います。
運動会用品レンタル.com
業界随一の備品数を誇るレンタルサイトです。また会場設営に関するサポート体制が整っているので、それも含めて依頼できることも強みとなっています。一般的な運動会の開催に必要な備品はすべて揃うと思いますよ。
イベント21
定番の備品に加え、特殊なアトラクション系の備品も充実しているレンタルサイトです。レンタル商品数が多く、様々な運動会に臨機応変に対応できることが強みとなっています。
4.飲食代(お弁当代)にかかる費用
お弁当や飲み物等が必要な場合には、大人数にも対応してくれる業者を利用することをおすすめします。また運動会の企画・運営を行っている業者が手配してくれる場合もあるので、まずはそちらを先に選び、必要に応じて追加する形を取りましょう。基本的には1人あたり500~1,000円程度です。
5.保険にかかる費用
社内運動会は「業務外」にあたるため、厚生労働省が公開している情報によると労災保険の適応外となります。運動会は大人数で体を動かすものなので、安全面に配慮していても、転ぶ等の理由でケガをしてしまう可能性があります。個人や団体で利用できる掛け捨ての「レクリエーション保険」等を利用し、万が一の事態への備えをしておきましょう。
6.交通費
参加者の交通費の額によっては運動会の実施費用に影響を及ぼします。バスをチャーターしたり、新幹線の往復、宿泊費を計算に入れる必要があるケースも、急なキャンセルも念頭に入れて進める必要があります。
運動会の費用は、数百人単位が参加しても100~300万円程度(1人あたりに換算すると5,000~10,000円程度)なので、他の社内イベントと比較しても費用は高くありません。
むしろ安いくらいです。運動会のように社員全員で参加できるイベントの例は多くなく、開催しやすいイベントのひとつなので、運動会を開催することを前向きに検討してみてください。全員で楽しめる運動会にしましょう!